とっちらかんと

~迷子の寄り道~

ネガティブな感情をもってしまう自分を許せたら。

考え方の癖を何とかしたくて葛藤しているお話。

フラッシュバックが増えたある時期、フラッシュバックのトリガー自体も増えました。おかげでぐるぐる悪循環。 抜け出すために必要と判断した事の1つは、『親姉妹を含む親類縁者と意識的に疎遠にする』こと。残念な事ですが、状態が良くなった最も大きな要因だと思っています。

親からはこちらの住所をすぐに調べられることは知っていますが、こちらからは引っ越しても知らせず。その後、電話番号まで変更したりと、こちらの意思表示を更に行動に移さざるを得ない問題も起こりました。 親だからというだけで勝手に情報を引き出せてしまうことにも、子であるというだけで自分の為に親から逃げきる事ができないことにも疑問を感じます。 これは戸籍制度とは別の問題と考えていますが、一方的に情報を得られる事自体には疑問を感じます。せめて、本人からの承認などを挟んで欲しい。

家族との関係が良好なら考えもしなかったでしょうから、学びの機会を頂いているようにも感じますが、やっと忘れかけた頃に突然引き戻されるかもしれない不安感は常に頭にあって、恐怖も消えません。

上手く切り替えられない事も多いけれど、ちょっとでも前を向こうともがいている経緯を少し書いてみたのが以下の記事。

しばし記事のお引越しにお付き合いください。

2024.9.9 投稿分(閉鎖済みの自身のブログ)

コロナ禍に入った頃。自分は他のストレスで体重が20Kgほど落ちた。ロックダウン以前に壊れた人間関係のごたごたの影響だったのですが、何か月もかけてではなく、食事ができなくなってあっという間の事だったと記憶しています。 苦しすぎて、日記や手帳に残すなんてできなかったのでわかりません。今なら、辛かろうがその日の事をさらっと記録しておくと思う。今なら、毎日手帳に記録している事くらいは、淡々と継続できる気がします。

あの時、人生で最高に体重が増えた状態からの20Kg減だったので、久々に鏡の中の自分を見つめた時には単純に嬉しかった。それでもすぐに気づく。全体的に縮んだだけ。 一気に軽くなったせいか、ふわふわ浮いているような感覚。 どんどん体重が増えていって諦めていたのに、不健康ではあっても体重が減った。 

そこで、身体を軽く感じているうちがチャンスと、筋トレを始めたのでした。 鏡を見ることができた時点で少しメンタルは浮上し始めていたので、そのまましばらくモチベーションも維持されて良い状態。 その後の引っ越しに次ぐ引っ越しのおかげで、メンタルの浮き沈みに構っていられなかったまでは良かったのですが、土地が変わると一気に体調が崩れました。

休んでいる間に、『継続』に対する考え方が柔軟になった気もするし、自分を観察して自分を苦しめている考え方の癖に気づいたら、原因を辿ろうと少しづつ記憶を遡ってみたり・・・。 ただし、これは絶対におススメできない方法だと思います。 自分の場合は原因の記憶をある程度絞れたし、1人ではなかったからやってみましたが、下手をすると酷くメンタルが沈むことは必至。わざわざ嫌な記憶を辿ろうというのだから当たり前です。そう考えると、苦し過ぎて麻痺していたのかもしれません。

実際、この方法を試してからフラッシュバックのトリガーも増えたようで、私は今でも若干後悔しています。それでも、原因になった体験の記憶を辿ったことで、少なくとも自分のせいではなかったと自覚できたし、親、姉妹、親族に対してネガティブな感情を持っている自分を許せるようになりました。

何かを休む時や辞める時、断る時など、理由があっても襲ってくる罪悪感にも、一般的には当たり前のような事が自分には難しい場合があることにも、原因となった体験がありました。

わかっても尚、筋トレを休んで少し凹んだりしていますが、素人が体調不良を無視したら怪我の元。次に繋げようと思えばこそ、休む時は休んだ方が良い。休んだら休んだで、休んでるから出来る事が何かあるはず。 少しでも自分を許せたら、その分生きやすくなるのかもしれない。考えようによっては、できる事だって好きなものだって増えるかもしれない。

最終更新2025.11.5