【龍が如く０】桐生一馬サブストーリー『彼女の秘密』

人目も憚らずに喧嘩する高校生カップル人目も憚らず喧嘩をする高校生カップル。彼女が走り去ると、残された彼氏に声をかけてみます。喧嘩の原因は、彼女の財布にお金がたくさん入っていたこと。彼氏（たっちゃん）は、彼女（ミナ）のアルバイトに疑問を感じ、心配しているようです。

桐生ですから、代わりに彼女の周辺を調べるわけですが、通りに立つミナに話しかけると、彼女のアルバイトが『ブルセラ』である事がわかります。桐生がお客さんでないことがわかると露骨に無視し始めたミナでしたが、

「変態というだけで人を判断するんじゃない！」

という桐生の言葉に衝撃を受け、徐々に聞く耳を持ち始めます。心に効く桐生の言葉たっちゃんに頼まれたという事情を話すと、「心配するような内容ではない」と答えるミナでしたが、段々と本音が顔を出し、泣き始めてしまいます。何か事情がありそうです。桐生と話すうち、泣き始めるミナどうやら、このアルバイトを取り仕切る『サチ子』という女子高生が怖くて、辞められない状況に陥っているようです。サチ子は、女の子たちから月額料金を徴収する代わりに、女の子たちの配置やトラブル対応をしているそう。ですが、怖いのは、辞める事でサチ子の友人達にイジメられる事だと言います。

これは、事情が分かったところで報告しづらい。そこで桐生は、サチ子を説得して元を断つ事にします。サチ子を探すヒントをミナから貰って進めます。

現場には、似たような格好の女の子たちが数人立っているのですが、ヒントを頼りにサチ子発見。素晴らしい癖の強さですが、セーラーカラーとスカーフの色は可愛い。癖の強さで輝くサチ子説教じみた言葉を並べる桐生を相手に、サチ子ですから黙っていません。「男が自分のパンツを売る分には良いんでして？」とかなんとか、妙に笑えます。

営業の邪魔と追い返されてしまった桐生がその場を離れようとすると、サチ子の元へお客さんがやって来ます。しかし、どうも言動が奇妙でかみ合わない。様子を見ていると、男はナイフを取り出してサチ子に迫ります。

さすがのサチ子も激しく動転。声が出ない程の恐怖を体験する事になるのでした。身をもって恐怖を体験するサチ子もちろん、桐生が男の相手を引き受けて大団円となるわけなのですが、憎まれ口ばかり叩いた自分を「若い女が目の前で傷つくのは見ていられなかった」という理由だけで助けた桐生に、撃ち抜かれてしまったみたい。

身をもって恐怖を体験したサチ子は、自分の非を認め、今日限りでアルバイト組織を解散することを宣言します。駆け付けたたっちゃんとミナにも、ちゃんと謝るサチ子。

良かれと思ってした事が度を越えた、といったところだったのかもしれません。ブルセラ自体がどうこうという話ではなく、他の女の子達と同じ高校生でありながら、お客さんを相手にトラブル対応までしていたのなら、助けられた女の子も居たとは思うんです。
さて、ここからは『彼女の秘密』クリア後のお話。桐生の事業の役に立てるはずだと、自分を売り込みに来るサチ子。素直にはなれず自分を売り込みに来たサチ子お話の内容のせいで、『ブルセラのサチ子』なんていうちょっと気の毒な二つ名で覚えられてしまいますが、サチ子はマネージャーとして神室町マネーアイランドに参加してくれます。配置換えのタイミングを誤らなければマイナスを生まなかったと思うので、早めに仲間にしておくと心強いキャラクターの１人じゃないかな。

サブストーリーをクリアしてしまえば、ちょっと癖が強いだけの素直で可愛い女子高生、サチ子。ちょっと癖は強いけれど。意外と可愛いサチ子良い具合に神室町マネーアイランドのメンバーが増えてきました。私の場合、桐生側の金策がこれに尽きるので、仲間になってくれるキャラクターのサブストーリーはなるべく早く進めるようにしています。