とっちらかんと

~迷子の寄り道~

「生理」について思う事、自分の場合。

元記事を書いた頃、久々に月経が3か月ほど止まっていた。だから気持ちが向いたのだろうけれど、このところ「生理へ理解を~」みたいな言葉が目に入る事が増えた。体験キットのようなものがあるみたいですね。これ、女性も使っていいなら使ってみたい。パートナーと一緒に使ってみたら、自分の場合と比較しながらパートナーに伝える事ができそう。それこそ感じ方の問題なのだけれど。

そういった情報が目に入るおかげで、母が我関せずで辛かった事を思い出した。あれが良い状況だったとは決して思えないので、子供さんがいる場合は向き合ってあげてほしい。あとは、関係性にも拠るけれど、まずはパートナーなり身近な人と話してみてほしいとは感じる。だって 「生理はこういう物」と言い切る事なんてできない。生理痛も辛さもないから理解できない女性もいるけれど、そんな人はごく一部。

無理にこじ開ける必要はないけれど、相手がそういう会話を拒まないなら是非、話してみてほしい。あくまでも関係性による。

話題になったきっかけは年始の震災かと思う。過去の震災での事例も取り上げられ、改めて今回の被災地での事を考えると、未だにそんな状況なのかと驚いた。この話題だけ時が止まっているみたい。女性の月経なんて今始まった事ではないのに・・・

 

という事で、しばし記事のお引越しにお付き合いください。

2024.9.6 投稿分(閉鎖済みの自身のブログ)

学生時代、月経がなかった。

小学校の修学旅行か何かの前、男女分けられてサラッとした説明はあったけれど、内容を全く覚えていないし、当時もわかっていなかったと思う。

社会人になって、不定期ながら "月経?" があって、長く続きすぎたり、それが月経なのか不正出血なのか疑問が沸き、不安が募って婦人科に通ったこともあった。お薬の服用や注射で月経を起こす時期が続いたけれど、通院はずっと苦だった。

そんな時、引っ越した先の病院で受けた言動で何かがキレた。その時を最後に、通院をやめた。判断が遅れたせいで余計に自分を傷つけただけだった。

そこからしばらく、ほんの時々、月経があった。

ある時、何かで布ナプキンのことを知った。冷えにも良いという事だったので、基礎体温の低さの改善のために、月経用ではなく、普段使う為に買ってみた。

不思議だったのだけれど、布ナプキンを使うようになってから普段なんとなく感じていた不安感のようなものが軽減されたようだった。そして不安定ながらも、以前よりは頻繁に月経がくるようになった。布ナプキンだけが要因かどうかはわからないけれど、精神面に起こった変化で身体にも影響があった気もする。

ちなみにこの頃、基礎体温に変化はなく低いまま。基礎体温が上がったのは後に、筋トレとヨガを始めてからだった。

自分の場合、月経痛の酷さや体勢を変えた時に感じる気持ち悪さに加え、ナプキンを使う事で起こる肌荒れやなんかで、終わってもしばらく不快感が続いていた。

時々しかなくてこんな状態なのに毎月あったら体調が良い時っていつ?月経がない事が不安だったくせに、腹の底では安心していたのだ。だって辛いだけだ。

それが、布ナプキンの肌当たりの良さのおかげか、肌荒れが無くなった。月経痛や他の不調に関しては変わらないけれど、"身体に起こっていることを考えると自然なこと"と、受け入れると楽になった気がする。そうしたら自然と、だいたい同じ周期で月経がくるようになった。

布ナプキンは確かに手間がかかるし、外で働く方々には向かないのは確実。私自身、長時間外出する時は布ナプキンを使う事ができない。基本的に外出もしないし自分には合っているから使い続けているけれど、簡単に人にお薦めすることはできない。

それに、災害時などには普通のナプキンを使う事を想定。ナプキンを色々買ってみて、少しでも快適なものを探そうと思っていたこと、実際使ってみて、使用感にも慣れておこうと思っていたことを書いていて思い出した。

 

ちらっと見ただけでも種類がありすぎて気が遠くなる。商品自体も増えているだろうし、選択肢が広がった事は有難い事よね。

 

ちなみに最近、様々な種類のナプキンを買ってみたのだけれど、布で慣れてしまったせいか、どう考えても普通のナプキンの方が安心だろうに不安感が強く、おそらくそのせいで腹痛やめまいも強かった。慣れたら症状が軽減されるかもしれないので、しばらく周期ごとに交互に使ってみることにしました。