『龍が如くシリーズ』ではお馴染みのキャラクター、シンジが若かりし姿で登場します。桐生一馬のサブストーリーです。
まずはヤンキー風の女学生に助けを求められます。
カラの一坪周辺の入り組んだ路地へと連れていかれますが、ヤンキー風の女学生の姿が消えると、突如背後から襲撃を受けます。ギリギリのところでかわす桐生でしたが、プレイヤーからすると見覚えのある男が襲い掛かって来るのでした。
襲い掛かられますからやはりバトルは避けられません。いや~服装のメインカラーや髪型なんかは変わらずというところですが、なんとなくつるんっとしてますね。
バトルの後。少し落ち着いた頃に話を聞いてみると、決して組に雇われて桐生を襲ったわけではありませんでした。ではなぜ、わざわざ女の子まで使って桐生を襲ったのか。「美人局」と書きたくないけどそういうことよね・・・
シンジには、ヤクザに家庭を無茶苦茶にされた事情がありました。家にも居られず、家を出たのはいいものの、宿も金もない。「誰にも迷惑が掛からないから、金をとるならヤクザから」と、ヤクザを襲って生活していたようです。もちろん、復讐の気持ちが強かったとは思う。でもな~、ヤクザ狩りを肯定したいわけでもないけれど、老人やホームレスなど、一般の方々が対象じゃなかっただけまだまともさを感じてしまいました。
実際そんなようなものなので仕方がありませんが、桐生のこともヤクザだと勘違いして襲ったという事で、桐生が「自分は(一時的に)極道ではない」と伝えると、面白い驚き方をしていました。そりゃそうですよね。
ヤクザを襲う理由として、「メンツがあるからヤクザは襲われても被害届を出さない」という事まで桐生に話すシンジ。話を聞いてくれた大人に少し心を開いたのか、少しづつ口数も増えていました。
被害届のくだりで肯定しつつ、桐生は「だからこそ危ない」と忠告します。被害届を出さない代わりに、見つけたら秘密裏に「執行」という事です。
今まで無事だったのはたまたまだと、更に言い聞かせます。納得なんてできない態度を露にしつつ、やはり桐生の態度に何か心が動いたような表情を見せるシンジでした。
事情もわかり、いつもならもう少しおせっかいをやきそうなところですが、目立つわけにもいかない桐生、珍しくさっさとシンジから離れます。
桐生のこの様子自体、フラグのように感じます。自分に言い聞かせるなんて珍しすぎる。だいたいいつも心の声なんて描写する前に手が出るもの。今回なんてサブストーリーの主人公、シンジだし。
タイトル: 龍が如く0 誓いの場所
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