ドレッシングは基本的に買わないので、その時々で作ります。食べきる分量で作るのはヨーグルトベースの時くらいで、基本的には1週間程もつ分量を作ります。
とはいえ、実はドレッシングが必要になったのは今年から。色々試して玉ねぎベースのドレッシングが好みだという事がわかってきたところです。
旦那さんは野菜ならなんでも大好きで、私は好みもあるし生野菜が得意ではないという事がはっきりしていたので、「とにかく野菜が採れれば良い」という考えに落ち着き、グリル野菜を少しの油と塩で作ってタッパに入れておく習慣ができました。食べたい分を取り分けやすいし他の料理にも使いやすく、食事の準備が楽になりました。これだけなら、ドレッシングは特に必要ではなかったのです。
そんな中、今年に入ってからネットスーパーで買ってみたレタスが美味しくて、朝だけは毎日サラダを食べるようになりました。それに合わせて以前よりも頻繁にドレッシングを作るようになったのだけれど、トマトやニンジンがない時の色が寂しいなと思っている時にこちらのレシピを見つけたのでした。
実際に作ってみるとこの発色・・・感激です。ドレッシングはどうしても似たような色になりがちなので。以前試したキウイのドレッシングも綺麗だったけれど、野菜と合わせた時、テキトーに盛り付けても映えるのはこちらかな。ですから、私のようなドレッシング初心者には特におススメです。
どちらも同じレシピで作ったのだけれど、使った油の色で発色に大きな差が出たようです。手前は太白ごま油、右奥のはオリーブ油。
これはほぼ実際の発色で撮れたもので、とても鮮やかで透明感があります。レシピの作者さんも書いていらっしゃるのですが、オイルやお酢を変える事でバリエーションを楽しめる。オイルを変えるだけでこの違いですから、色々試してみるのも楽しそうです。
季節のイベントなど、可愛らしい色が欲しい時にも良いかもしれません。味も癖が少なく、お肉やお魚にも合わせやすくて重宝します。
アーリーレッドのドレッシング自体、様々なレシピがあったのでいくつか試したのですが、ミルキーな桃色にしたければミキサーやブレンダーを使った方が近寄る気がします。その代わり、玉ねぎの臭みのようなものが残るように感じました。
少し手間ですが、手ですりおろして作るこちらのレシピの透明感のある鮮やかさが、私は好きなようでした。火を入れるからなのか手ですりおろすからなのか、玉ねぎの臭みも抑えられているように感じます。
ちなみに、火の入れ方も好みによっては工夫の余地がありそう。レシピとは少し違うのですが、はちみつ、レモン汁、オイルは火を止めた後に鍋に加え、そこから火を止めた状態でオイルが馴染むようにしばらく混ぜ続けています。
お酢はアーリーレッドと一緒に火にかけます。お酢の酸味は少し苦手なので。はちみつ、レモン汁、オイルは温める程度にしてみようと思って後入れにしてみたら、そのまま定着しました。
色を加えるだけなら人参のドレッシングも綺麗だし美味しいけれど、グリルした人参がタッパにある事が多いので、他の野菜がベースのレシピを探していたところの素晴らしい出合いでした。いつも、ごちそうさまです!
白い玉ねぎは今までもドレッシングに使っていたのだけれど、アーリーレッドは切り口が綺麗という印象があったので、すりおろしてしまうのは勿体ないように感じてドレッシングにと考えた事がありませんでした。試してみて良かった。思い込みはいけませんね・・・
このドレッシングでは、やっぱりこちらの油がおススメかな~色が綺麗だし、香りの癖もないので。
