とっちらかんと

~迷子の寄り道~

今週のお題「絵本」・・・A. Frog and Toad Are Friends.

今週のお題「絵本」

 

皆さんにとって「絵本」はどんな物なのかな。私にとっては「憧れ」なんですよね。絵本の起源を想像してみると全くずれているとは思うけれど。

 

私が思い出すのは2作品。まずはぐりとぐらで、こちらは今もよく見かけますよね。著者の方は2024年10月14日に老衰で亡くなったそうですね。ご冥福を、とか言うよりも、ありがとうが届いたら良いなと思っておこうと思います。昨年、英語版でも読んだのですが、それからまた日本語版を読んだりして、ずっと幸せな気持ちにしてもらえたので。ありがとう

2冊目は、なぜか時々断片的に思い出す物語をキーワード検索した結果、おそらくこれだろうと辿り着いたうさぎのくれたバレエシューズです。なんとなく覚えている、頭の中で映像化された物語の断片たち。女の子が、大きな木の中でバレエシューズを作るウサギたちと一緒にシューズを桜色に染めるようなお話。内容はたしかではありませんが、なぜか時々思い出すんです。

そして、今の私が大好きな絵本はここから。ここ数年、英語学習として読んでみようかなと、Kindle版の絵本、洋書やら難易度が高くない作品を時々買うのですが、その中でもお話が面白おかしくて画も大好きで、いつかは紙の絵本を買い揃えたいと思っているのが「Frog and Toad Are Friends / Arnold Lobel」です。「Frog and Toad I Can Read Stories」全4巻のBook1が私のお気に入り。他の作品もサンプルだけは読んだのですが、私はたぶん「Arnold Lobel(著、イラスト)」の絵本が大好きなんだと思います。

むしろ大人にお薦めかもしれません。わかりやすい凸凹コンビなんですよね、Frog&Toad・・・なんだか2人の紡ぐ日々がひどく愛しく思えてきます。

 

そして「Terry Treetop / Tali Carmi」も。表紙の可愛らしい男の子がとにかく幸福感いっぱい。どんどん人や動物たちに話しかけては冒険が繰り広げられていき、早く先を読みたくなる、わくわく可愛らしいお話がいっぱい。お話の最後にはクイズ形式でお話の内容についておさらいができるようになっているのも楽しいなと思いました。読んだだけ、聴いただけ、とは違う楽しみがありました。

セットで購入すると、5冊目以降はAbigailという女の子が主人公の物語に変わりますが、テリーが比較的ファンタジーに寄り過ぎずに日常の中で冒険するのに対して、アビゲイルはファンタジー色の強い展開です。

 

ついでに載せておくとこちらも。これは実はサンプル分しか読んでいないのですが、とても面白くて、こちらも紙で持っておきたい絵本。対象年齢は「幼児~5歳」だそうですが、読み聞かせる人がいて、読んで終わりにしない事が前提になっている場合におススメできる作品という印象でした。読み終わってから、内容に関して会話をする方がよい気がしました。

最後に、旦那さんに聞いてみたらはらぺこあおむし3びきのやぎのがらがらどんだそうです。彼のお母さんは子供への読み聞かせなどもしていたそうで、聞いてみると出てくる出てくる。でも1番先にパッと出てきたのはこちらでした。

怖いという子も居たそうだし、大人になってからの印象は当時とは違うそうだけれど、「僕は子供の時お化けが怖かったから、怖いものに打ち克つようで大好きだった」そうです。私は読んだことがないのでわかりませんし、表紙の印象がもう怖いのですが、こんど読んでみたいなと思っています。おしまい。