完全家系の私に、外出する流れが起きている気がするような事を書いたのですが、その後、結局毎日外出しています。
「決めた道をのらくら周回し、ちょっと疲れたら途中の公園で読書しながら休憩(実際はただ公園に滞在するだけでよい)して帰宅」という事に挑戦し始めたのでした。これは『最高の体調』を読んで、すぐに実践できる事の1つだったので勢いで。本の内容には、ここ数年実践していた手法もあり、それは、辛い状況が長く続いたことで自然な流れで習慣化できたものでした。その部分に限っては、読んだことで道理を理解できてスッキリ。同時に、あの頃から今までの経過と変化を振り返る事もできました。
さて、お散歩自体はすぐに始められたのですが、公園で読む本をどうしようかと考えました。散歩中は、なるべくスマートフォンなどに触りたくないので、電子書籍は却下。家にある本はほとんどハードカバーだし持ち出したくない。毎日読み進めたい作品を文庫本サイズで買えば目的が一致すると思い、「行った時に店頭にあった本」と決め、3日目の散歩中に書店へ。
1冊の予定が2冊になりました。意外と欲しい本があって、絞りに絞っての2冊。ずいぶん前に読みかけたまま、知らぬ間にどこかへいってしまった『タイタンの妖女』と、
旦那さん推薦の『イクサガミ 天』
後者は、読み切れるかさえわかりませんが、「面白ければドラマを視聴する期間のみ Netflix 復帰しようかな~」くらいの気持ちで買ってみました。読むと観るとでは違うけれど、どちらが先であれ覆される事もありますからね。「蠱毒」というワードも強い。楽しみです。
それにしても、知らぬ間に無くなった物は一体どうなってしまったのだろう。忘れた頃に出てくる事もあるけれど、引っ越しのように持ち物全てを片付ける機会にさえ出てこない事も。家のどこかにミニミニブラックホールがあったり、借り暮らしをしている小さき者達が居たりするのかな。
最後に、私は未だに可能な限り外出を避けたい完全家系ですが、散歩を始めて安心していたりします。今回ばかりは。筋トレ、ヨガ、ピラティスの継続で、足りているかわからない程度の運動量を保っていた私は、中断以来、焦りと脂肪が確実に増すという現実に直面し続けていたのでした。もっと早く病院へ行くべきだったのでしょうが、痛みが出た頃はどうしても外に出られなかった。火傷や投票で外出せざるを得ず、弾みが付いたのか散歩まで始め、先日やっと病院にも行ってきました。これは安心します。さすがに。
プレッシャーになりそうなので目標には入れませんが、とりあえず「次に暑くなるまで」は曇天決行の散歩を続けたいと思っています。

