とっちらかんと

~迷子の寄り道~

『無限こんにゃく』初めてこんにゃくを叩きました。

時々食べたくなるけれど、私はなかなか買わない『こんにゃく』。嫌いなわけではないけれど、唯一美味しいと思って食べたのは、昔通ったおでんと焼き鳥のお店のもつ煮込みに入っていた、煮過ぎたくらいのこんにゃくでした。だいぶ前に店主が亡くなって閉店してしまいましたが、時間とともに客と一緒に酔っぱらって、最後にはいつも焼き鳥を焦がしていた店主に、「しょうがねぇなぁ」と客も笑っているようなお店でした。

さて、何か目的があって買ったのに忘れてしまっていたこんにゃく。賞味期限がギリギリと言うところで、こちらのレシピを作ってみました。お肉のような無限こんにゃく。たしかに、お肉の代替品には、おからとこんにゃくで作られたものもあったように記憶しています。身体に余程のことがない限りお肉を食べていたい私のような者には縁遠いものですが、私でもおぼろげには知っているくらいですから、話題になったのでしょう。という事は、肉っぽさを出しているのはおからではなく蒟蒻ということかな。いや、両方合わさってちょうど良くなっているのだからそんな事はないのかな。

調理工程で、これでもかという程こんにゃくを叩くのですが、麺棒が小さかったからか、叩いてもはね返されてどうにもならなかったので、私の場合は押して押して潰して薄くしていった感じになりました。 しつこいくらいに作業を続け、ようやく手でちぎる頃には、自然にちぎれるくらいになっていて、断面も味がしっかり絡みそうな雰囲気に。結構しっかり味なので、次回はもう少し抑え目でも良いかもしれない。

動画内で笠原さんも「酒、醤油、砂糖だから日持ちもする。冷蔵なら1週間くらい」と仰っていましたが、家族が少ないと1週間は有難いです。常備菜としてこんにゃくを置いておくのは、ありかもしれない。ごちそうさまです!お肉のような無限こんにゃくレシピではこんにゃくを2枚使っていたのですが、今回は1枚しかなかったので全て半量で作りました。動画内でも様々提案があったのですが、炒めの段階で、きのこ、ゴボウ、生姜やにんにくを加えたり、これを肉と見立てて他の料理風にアレンジしても美味しいようだし、あれこれ聞く限り調味料でも工夫できそうです。

だいたい冷凍庫に常備してあるグリルしたきのことせん切り生姜を、次回は一緒に炒めてみようかなと思います。それにしても、冒頭で書いた「時々食べたくなる」と言う感覚。これはどこから来ているんだろう。他にも何かそう思う食べ物、あったかな~。