とっちらかんと

~迷子の寄り道~

(2)初めてのMRI、簡易記録。

注)全体的に不快感を伴う体験となったので何かが滲み出る書き方かもしれません。

 

こちらでも書いたMRIの時の事を書いていきます。

 

さて、人生初MRIを体験した感想。あまり覚えていない気もするくらいあっという間の事でしたが、まず、着替えるスペースが狭すぎて、頭やら肘やらぶつけて大変でした。身体を動かしにくい人も利用するはずの場所なのに、なぜあんな事になっているのか。人生初MRI最大の疑問は「このロッカーの中で着替えろと?」でした。病院自体、外観は綺麗に直してあるけれど設備は古いままという感じだったので、病院の造りの問題かもしれませんが、酷かった。

服装は、ヒートテックは脱いでという事だったので、私の場合はパンツと靴下に検査着。金属のアクセサリーが無いなら帽子も被ったままで良いという事だったので、冬には寒さが沁みる坊主頭を温めてくれるニット帽はそのまま。マスクは支給されたものに交換。

 

着替え終わるとロッカーからは出られますが、呼ばれるまではカーテンで仕切られた椅子1つ分のスペースで待機。ここで私は「狭さに慣らす為に段階を踏んでいるのか?」と発想の転換を図りかけましたが・・・室内にいる職員のおしゃべりが非常に五月蠅い。話の内容もよろしくは無かったので、聞く気は無かったのに聞いてしまったような都合の悪さも感じる始末。待機している患者がいないタイミングにお楽しみいただきたい。

 

さ、MRI。着用し易さ重視のせいか「無いよりまし」程度の造りの使い捨て耳栓の支給あり。これは有難い限りだし、終わったらすぐにポイしていたので安心。いざ始まる時、すぐに目を閉じて最後まで閉じっぱなしだったので、狭いところが怖いも何もあったものではなく、そもそも眼鏡を外した後、移動中は床を睨んでいたせいで、何かを視認する前に身体を固定されるに至りました。

緊急ブザーを手の平に優しく包み込まれながら「小さな動きに弱いので気を付けてください」なんて言われたものだから、飴と鞭を同時に受けたような感覚に陥り、授業中に居眠りした時みたいに身体がビクッとなる事だけは避けようと、頭の中では「英語でカウント→日本語でカウント→般若心経」のループでした。尚、どれも中途半端。

音以外に感じた事は、「え、寒っっ」「なんかポカポカする」が交互にやってきたくらいでしょうか。頭の中のループは役に立たなかったのか、一瞬寝かけてビクッとなった気が・・・身体を固定されていなければやり直しになっていたのかな。撮影部位の問題で、足先を内側に向けて維持する必要があったのですが、自信が無かったので固定してもらっていて良かった

 

狭い所、暗い所、大きな音や強い光が怖かったりする私なのですが、気にする間もなく緊張と疑問であっという間に終わってしまった人生初MRIでした。