とっちらかんと

~迷子の寄り道~

【Lost Odyssey】イプシロン頂上からグランドスタッフに臨む。Day9

前回のガンガラ劇場。場面がイプシロン山脈に戻り、絶え間なく顔を叩く豪雨に耐えながら山道を進むと、カイムの記憶が呼び戻されます。毎回、その記憶を表すような文字の舞いを観るのが楽しみ。

千年の記憶特に苦しいバトルはないまま、イプシロン頂上部に到着。足を止め、目的地であるグランドスタッフに臨む一行。

グランドスタッフ遠くから見てもわかる大きさに驚くヤンセンに対し、「あの光は魔導力が漏れ出している」と冷静なセス。そしてカイムは、ここでも記憶の断片を見ます。ここの動画は何かのイメージ映像のようで、やんわり言うと下着姿の男性のCMっぽさを感じた自分に、居た堪れなさを感じました。カイムの記憶の中のグランドスタッフはこちら。なかなか印象が違います。

記憶の中のグランドスタッフ「あれを、見た」というカイムに、記憶が戻ったか確認して睨まれるヤンセンまではお約束として、セスは複雑な表情でカイムを見つめます。

複雑な表情のセス珍しく1人先へ進むヤンセンをよそに、カイムに問いかけるセス。怪訝そうな反応をするカイムでしたが、やっと言葉を絞り出します。

「・・・お前は・・・なんだ・・・?」

カイムとセスの会話「仲間」と、はっきりと答えるセスでしたが、意外とも思えるカイムの返しには面食らった様子。カイムが存外しっかり人を見ていて驚きましたが、セスの表情や目つきから、カイムも何か感じる物があるのでしょう。

2人とも記憶がない事は同じでしたが、記憶の戻り方に大きな差があり、セスが思い出した記憶がカイムと通じていてなかなか重要みたい。セスは、カイムにも早く記憶を取り戻して欲しいけれど、直接干渉しないよう注意を払っている印象。セスの記憶がどこまで詳細なのかわかりませんが、おそらく記憶の中にはガンガラも居て、その使いっ走りであるヤンセンと行動を共にしている今、気づかれてはいけない・・・とか考えて、人知れず板挟みのような状況に置かれているのかな。

なかなか追いついてこない2人の様子を見にヤンセンが戻ってきたところへ、イプシロンの人食いの化け物、グリガンが迫ってきます。

イプシロンの人食い化け物山小屋の日記で少し読んだ化け物でしょう。日記を書いた人が無事に山を越えられた事を祈るばかり。他の作品を引き合いに出すのもなんだか嫌なのですが、ゲーム内の色合いが全体的に「FF-X」に近いように感じます。このグリガンも、「FF-X」の召喚獣バハムートを思い出します。

初ボス、グリガンこうして見ると、非常に美しくかっこよいのですが、初めてのボス的強さの相手だったので、バトル中は焦りっぱなし。なかなかの衝撃でした。

グリガンの衝撃何回もゲームオーバーになったうえ、心の保険としてアイテムを買う為に街と往復する間にレベルは上がるのに、懐はすぐに寂しくなったのも楽しかった。不死者だからこその戦い方もあるという事や、戦略を考えて戦った方が良いかもしれない事も感じました。

個人的には、オリジナルの方が好みだった点も結構多くありましたが、こちらを貼っとく。思い出すとプレイしたくなって困るやつ。

 

タイトル:ロストオデッセイ

販売:©Microsoft
公式サイト:公式サイト公開終了