とっちらかんと

~迷子の寄り道~

『マカロニグラタン』昭和の懐かしい味に興味あり。

昭和のグラタン我が家では、冷凍とは言えそろそろでは?という頃合いのシーフードミックスで作りました。解凍を工夫するとしっかり美味しいのでお気に入り。

そういえば、国産野菜の冷凍商品に加え、冷凍食品の種類がここ数年で増えたように感じますが、実際はどうなんだろう。使ってみると冷凍の方が便利だと感じる食品もあるくらいだけども。

さて、今回はベシャメルソースも作ります。バターと粉を練る系は、ルーでもパンでも加減を観られる動画が有難い。こちら、しっかり解説してくれているので尚更安心。

具材を炒める段階の、「食べたら美味しそう位まで炒めて」という、個人差がありそうだけれど判り易い説明に感動。伝わる表現ってこういう事なんだろうな~。

料理始めたてのあの頃なら、「食べたら美味しそうって何!?玉ねぎとか生でもいけんじゃん!」とか思っていた気がします。お恥ずかしい。けれど、最初って本当に何もわからない。私の場合、成長の過程で教わるという機会も無かったので、インターネット上のどこかの誰かが先生でした。これは今も変わらない気もしますが、当時は、レシピでわからなかった初歩的な部分を更に調べるもう一手間が必要で、「これくらいはわかるよね」という前提の記事は理解できず。初歩の初歩を端折らずに説明してくれていた方々に、今でも感謝しています。大きい画面で見たかった私は、調理中にPCの元へ走り、画像や解説を何度も確認。未だに覚えている画像や解説もあるくらいです。このドタバタの積み重ねが無ければ、「食べたらおいしそう位」はわからなかったかもしれないと思うと、なんだか笑えてきます。

さて、今なら作れるベシャメルソースはこんな感じで冷凍。ある程度凍ったらタッパーから外してジップロックへ。

ベシャメルソース冷凍今回はしっかり確認しました。分量は3~4人分。我が家では半量で作るわけですが、ベシャメルソースだけは分量通り作って、他の料理用に半量を冷凍したのでした。

完成したグラタンはこちら。「昭和感が増す」と噂のパセリですが、緑が少し入る事で見栄えが断然良くなって驚きました。

昭和のグラタンバターのおかげか、割りとこってりしていますが、「寒い季節にはこういうのが良い」という雰囲気で、熱くなければパクパク食べちゃうような美味しさでした。ごちそうさまです! どうしよう、具を変えてまたすぐ作りそう。

残ったパセリですが、軸はスープ用に冷凍、葉はオーブンで乾燥パセリに。電子レンジでも作れますが、オーブンの方が、香りも色も仕上がりが良い気がします。左が乾燥前。乾燥後、私はあまり細かくせず、都度、指先で揉むようにしています。オーブンで乾燥パセリ

暖かさがやってくる前に1回くらいはグラタンを食べたい、なんて思うのは、企業による刷り込み戦略の賜物かもしれませんが、満足度は高い。

「うへ~ホワイトソース買い忘れた~やっちまったぃ」と諦める前に材料をチェック。材料が揃っていたらソースから作ってみたらよい。具なんて何でも良いんだから。広義としては「グラタン」で間違いない・・・はず。