ちょっと早いですが、バレンタイン用に毎年作っているレシピについて書いてみようと思います。クックパッドでも公開してみました。材料もわずかで簡単なので、私のように、お菓子作りが苦手な誰かに届くと良いなと、願いを込めて。
さて、バレンタインデーとは・・・
「自分では買わないお高いチョコを食べられる日」
と、思い込んでいました。
毎年、近しい方々が貰って来る、自分では買わない雰囲気のチョコを、横流しで貰っていたからだと思います。随分と心がこもっていそうなカードが入っていると、そっと本人にお返ししたり、良い思い出です。未だに、毎年チョコを持って帰るので驚きますが、ただただ「感謝を伝えるきっかけ」としている方もいるのでしょうから、気持ちを否定するわけにもいきませんよね。
さて、そんなお高いチョコ達を尻目に、旦那さんと付き合い始めてから15年以上、毎年作っているお酒にも合う簡単チョコレート菓子について記録します。今回は参考レシピなし。恥ずかしながら、自分で書いてみたレシピを貼っておきます。私のような、料理は好きだけれどお菓子作りは苦手・・・という方が、「これなら作れる!」と思って挑戦してくれたら嬉しいな。例年は、トレイごとテーブルに出す不精っぷりなのですが、今回はレシピ投稿用に盛り付けました。
付き合い始めて最初のバレンタイン。その習慣に嫌悪感さえ抱いていた当時の私は、初々しさも吹き飛ぶほど何も準備せず。こちらの事情をわかったうえで、それでもちょっと落ち込む旦那さんを前に、じわじわ広がる罪悪感。思わず、翌日に何か作る約束をしてしまいました。でもまぁ・・・気乗りしない。
どうしたものかと思いあぐねていたところ、当時、ものすごくハマって常備していた「生姜つまみ」が目に留まったのでした。でもチョコを買いに行きたくない・・・仕方がなかった。前日に旦那さんが貰って来たチョコレートの中から調達。
毎年作るうち、スパイスなどを使って工夫するようになり、ここ数年は、お気に入りの「京香堂 すりだね」を使っております。生姜せんべい自体、生姜の香りが鼻に抜けてお酒にも合うと思うのですが、この一手間で一気につまみ感が増します。
私の生姜つまみブームは去りましたが、毎年バレンタイン用に買っています。生姜つまみも含めて、生姜せんべいの類は、こんなふうに1袋にたくさん詰まっている商品が多いので、しばらく楽しめるのも嬉しいポイント。
ちなみに、生姜せんべいには、製法や材料の違いが様々あるようなので、次回は別の生姜せんべいでも作ってみたいなぁと、今から楽しみにしているところです。お菓子作りが苦手な同志の方々にこそ、ぜひ気楽に作ってみて欲しい、「チョコがけ生姜せんべい」です。このレシピではおまけの材料だけれど、今度はこれを試してみようかな。唐辛子だけのすりだねではなく、鰹節などが入っているものが好きなんだよな~。
