子供が絡むイベントは、まだ小さかった頃の遥を思い出させます。桐生ですから、子供が1人で神室町に居たら声をかけてしまいます。とりあえず、親の元に帰るよう言うのですが、わざわざ母親の留守を見計らって出て来たという少年。
「自販機で買おうとすると母親が怒る」という事情を少年から聞くと、近くの自販機を指す桐生ですが、少年曰く、『もっと大きくて光っているカッコいい自動販売機』のことだそう。ピンとこない桐生ですが、お手伝いで貰ったお小遣いを貯め、1人、電車でここまでやって来た少年を、まずはしっかり褒めます。これ、結構大事ですよね。
あと一歩というところなのに、暗がりが怖くて路地裏へ入ることができない少年に代わり、『カッコいい自販機』で目的のものを買ってくる約束をする桐生。喜ぶ少年の様子を見て満足そうですが、ジュースの自販機と思い込んでいる桐生は、なかなかの苦難が待ち受けているなんて思ってもいません。ジュースだとしても何のジュースなのか、違和感を感じるほどに、この時点では一言もありません。
路地裏に到着し、少年が目指していた『カッコいい自販機』が何を売っているものか、やっと理解した桐生の様子がこちら・・・
大人向けの自販機に興味を示す幼い息子への対応に困ったのだろう、と、怒ってしまうという母親の心情を察し、どうしたものか考える桐生。 子供に渡せる物ではないので1度は断るのですが、自販機で売られている物が『ビニールに包まれている秘密の本』であることを知っていた少年は、情報源である友達のお兄ちゃんの言葉を信じ、諦めません。
そんな少年に、あながち嘘ではない言葉を並べてどうにか諦めさせようとする桐生でしたが、「嘘ばかりつく大人になりたくない」と泣き出してしまう少年に、自分の子供時代を重ねます。 聞こえの良い言葉を並べて少年を泣かせてしまったことへの罪滅ぼしのように、本を買ってくることを決意する桐生。 ここで、別角度から見てみましょう。
決意するも尚、ためらわずにはいられない男の後ろ姿です。
今回、桐生の敵となるのは『女性達の目』。 向きを変えたり移動したりしてプレッシャーを与えてくる、3組の女性達の視界を上手くかいくぐって自販機に到達する、ミニゲームのような展開です。しかも、秘書の茉莉奈まで居合わせます。
1度でも失敗すると中断。こちらの画像のシーンを挟み、少年への申し訳なさを感じさせられる仕組み。
女性達の行動には規則性があるものの、判定が曖昧にも感じられる微妙な難易度の中、やっと自販機に到達できた桐生。 気まずさを振り払うかの如く、襟を正します。 なんだかこちらまで急かされているようで、「いいからそういうの、早く買って~」と思っちゃう。
もちろん少年も大喜びなのですが、控え目にガッツポーズなんかしちゃう、隠しきれない桐生の喜びようが可笑しい。
本を渡す前に、この本は1人で見る物だと少年に説明し、『家に帰るまで開けない』『母親に見つかってはいけない』『ベッドの下は危険』と、男同士の約束プラスアルファを伝授。少年も、桐生の言葉が大切なことだと感覚的に理解します。
念願の『ビニールに包まれた本』を受け取ると、『純粋な少年』から『大人びた少年』へと表示名さえ成長を遂げ、少年が1つ大人になり、茉莉奈が勘違いを妙な納得の仕方で完結させたところで、『ビニールに包まれた夢』は、おしまい。
タイトル: 龍が如く0 誓いの場所
発売・販売: © SEGA(株式会社セガ)
公式サイト:龍が如く0 誓いの場所 公式サイト
最終更新2026.1.29
