とっちらかんと

~迷子の寄り道~

『豚しゃぶきゅり梅和え』温かいもののトッピングにも。

こちらも、先日のナス鶏ネギの黒酢炒め同様、夏に美味しいレシピと思うのですが、作ろうと思ったタイミングでお肉の特売があったので、有難く。そのまま食べるのは苦手だけれど、やけに梅干しを食べたくなる時期があるので、そのような時にサッと作れて満足感のあるレシピ。梅で和える系のレシピが大好きです。

お肉の茹で方は特に書かれていないのですが、私のやり方を記録します。お湯にお酒を加えるまでは同じなのですが、

  1. そのお湯を沸かす間に、お肉を2-3枚広げて準備。
  2. お湯が沸いたら、広げておいたお肉を1枚ずつお湯に浸し、蓋をし火を止める。
  3. 次のお肉を広げて準備する。
  4. お湯に浸けていたお肉をざるに引き揚げる。
  5. 再びお湯を沸かし、あくを掬う。
  6. 広げておいたお肉をお湯に・・・・

と、同じ手順を繰り返します。お肉を広げる時は購入時のパックの上で作業しています。お肉の調理が済んだら、最後にもう1度お湯を沸かし、しっかりあくを掬ったら、このお湯は味噌汁や何かに使います。コツは特にありませんが、気持ち小さめの鍋で、多すぎない量のお湯で調理すると、手順の繰り返しが増える代わり、スープとして使える茹で汁の無駄は減ります。

この方法だとお肉が固くならないはず。笠原さんのレバーの当座煮の下処理で、お湯を止めて放置する方法を試したところ、仕上がりが非常に良かったので、薄切りのお肉なら火の入りも早いだろうしと、試してから定着しました。

今回はお肉を切らず、食べ応えのあるサイズのまま丼にしてみました。タレは特別に作らなくても、こちらのレシピの梅ダレだけで十分です。レシピでは、ゴマもたれに加えてしまうのですが、今回私はゴマはたれに含まず。最後に手びねり(指先でひねり潰す)でトッピングしようと思っていたのに、手びねりをすっかり忘れる痛恨の仕上がり。

豚しゃぶきゅうり梅和えついでに、胡瓜の切り方。端っこを切り落としたら縦半分に切って、中心の部分をスプーンで取り除きます。それから斜め薄切り。以前は普通に調理していたのですが、何かでこの切り方を試してから、すっかり気に入ってしまいました。炒め物などで蛇腹にする場合を除いて、加熱せずに食べる場合は基本的にこの切り方です。

青臭さや余計な水分など、胡瓜に時々感じる「苦手かも・・・」の要素が、中心の部分に全て集約されているような気がするんですよね。だからかな。水分代わりに胡瓜を食べる旦那さんのような人もいますから、お好みでしょうけれど。

今の季節だと、温かいうどんのトッピングにも美味しいんですよね。旬も良いですが、いつでも美味しいのも有難いですよね。ごちそうさまです!