とっちらかんと

~迷子の寄り道~

『鶏もも肉の山賊焼き』鶏もも冷凍用味付け。

今までも、鶏もも肉を使う料理に使っていたり、実はちょいちょい過去記事にも登場しているレシピです。我が家では、もうず~っと、こちらのレシピの味付けで鶏もも肉を冷凍して常備しています。

主役としては勿論、脇役としても大活躍してくれる、絶妙な味付けの『鶏もも肉の山賊焼き』のレシピです。材料はシンプルなのですが、在庫がきれたのにすっかり買い忘れた時など、ニンニクと生姜を使わずに作った時には、少量であっても入った方が美味しいと思わされました。 焼き方は、レシピの作者さんの書かれている通り、『弱火でじっくり』がやはり良い。冷凍しない場合は、漬けている時間がお肉を室温に戻してくれると思うので、漬け地につける間は冷蔵庫に戻す必要もないかと思います。※季節や室温にもよると思いますので、お気をつけて※

漬け地とお肉の水分をキッチンペーパーでしっかり拭ったら、薄力粉と片栗粉をまぜたものをまぶし、皮目から弱火でじっくり焼いていきます。皮目が焼けて良い色がついたらお肉を返し、お肉のフライパンに接している部分に行き渡ってるな~と思える位の油の量を維持しつつ、焼いていきます。油が少なすぎると焦げやすくなるので、足りないようなら適宜足します。

私の場合、お肉に良い色がついたところで一度火を止め、蓋をして蒸らしておき、食べる直前に再び火をつけて温めるようにしています。漬けこんだりしていないなら、焦げづらいと思うので皮がパリッとする焼き方も良いですが、山賊焼きの時には、不安で毎回蓋をしてしまいます。 IHだから余熱が長めに続くせいもあるかもしれませんが、お肉を切ってから焼き加減が不安になって焼き直すような事はなくなりました。お肉が固くなる事もなく、今のところ、毎回上手く調理できています。鶏もも肉の山賊焼き下味をしてお肉を冷凍する時は、ボウルに漬け地の材料を全て混ぜ、下処理したお肉を漬け地に浸して馴染ませてから、ラップでお肉を1枚づつ包みます。漬け地は意外と残りませんが、少しくらいなら、ラップにお肉をのせる時に一緒にのせて包んでしまいます。凍ったらジップロックにまとめます。 焼く時には、解凍後にキッチンペーパーで水分を拭って、粉の作業からを同様に進めたらよいだけ。

下味が付いたお肉として他の料理に使うと、隠し味のようにもなって非常に良い塩梅の味に仕上がります。馴染みのある調味料しか使われていないおかげかもしれませんが、洋食にもしっかり合うので重宝します。白いんげん豆の煮込みでも大活躍でした。もちろん、下味無しの鶏肉でも美味しかったのですが、個人的には山賊焼きの味付けで冷凍したお肉を使った時の方が好みでした。豆をたくさん食べる事に慣れる前の事なので、今後感想は変わっていくかもしれませんが、どちらにしても美味しいのだから嬉しい。

特別な材料は一切不要、皮をとっていない鶏むね肉で作っても美味しかったです。しっかり味なのに何にでも相性が良くておススメの味付けです。ごちそうさまです!