数年前にコアントローの大きいボトル(通常サイズと思われるよく見かけるサイズ)を購入した際、リキュールの傷み方がよくわからかったので、お酒に使う以外にもどんどん使って早めに空けてしまおうと、時々作っていたレシピのご紹介。1本ボトルを空けて以降、再び購入する気になれずにいたのですが、先日、お酒屋さんでミニボトルを見かけたので、このトーストを思い出して購入しました。有難いです、ミニボトル。
作者さんによると、厚めのパンがおススメという事なので、お散歩ついでに4枚切りのパンを購入するところから準備開始。たまには良いものですね、厚切りパン。いつもは何かをサンドする事が多いし、私自身の好みが薄切り寄り。2人で半分こを始めてから、主食が減り過ぎないように6枚切りで落ち着いていたのですが、こちらのレシピには確かに厚切りがおススメ。
薄切りを使う場合、コアントローの分量を減らす方が良さそうだし、厚さが変わるだけで表面は変わりないのに、振りかける物の分量だけを減らわけなので、全体に振りかけるのも難しくなりそう。何事もバランスが大事と思うのですが、こちらのレシピは、4枚切りでバランスの真価が発揮されるような印象です。
最後に蜂蜜もたっぷり使いますが、おやつのような雰囲気ではありません。蜂蜜をのせる前の工程でアルコールをとばしますから、オレンジの甘い香りがふわっと広がって、ちょっと贅沢な気分。蜂蜜は、種類によってだいぶ印象が変わるとは思うので、はちみつを変えたら毎回作ってみるのも楽しそう。今回私が使ったのは、ハニーハンターがどうとかいう、和歌山県産の百花という蜂蜜。旦那さんが、どこだったかその辺のお店で買ってきたものです。これが非常に美味しい。もしもまた見かけたら、買ってきて欲しいくらい気に入っています。スッキリしていて濃すぎる香りもない。紅茶にもコーヒーにも、今回のようにトーストにのせても、他の食材の香りを邪魔する事のない癖のなさ。
4枚切りの他に、バランスの為に大切なポイントがあるとしたら、おそらく蜂蜜。好みを見つけられたら、素晴らしい満足感を得られると思います。たまに甘い物が欲しいという方にもおススメ。
動物性の食品との相性も良さそうなので、焼き付けたベーコンやお肉類と一緒に盛り付けるもの良いだろうし、アイスを添えたらデザート感がでそう。時々食べたくなる味です。ごちそうさまです!
いつものトーストにほんの少し、リキュールと手間をかけるだけで、爽やかな香りが広がるちょっと贅沢なトーストのできあがりです。大きいボトルは・・・という方にも、小さいボトルがありますから、試しやすいかと思います。
