とっちらかんと

~迷子の寄り道~

【Lost Odyssey】不死者2人の変化。Day15

ヤンセンがセスを怒らせたところでおしまいとした前回。

カイムが目を覚ました事で少しの会話があった3人でしたが、途中でヌマラ軍統括のカカナス将軍が話を聞きにやって来ます。この男です。

カカナス将軍

ウーラの関係者か問われ、ごまかそうとしたヤンセンはセスを怒らせてしまうものの、「旅の途中でドデカイものを見てびっくりした」と、あくまでも白を切ります。
カカナス将軍は、グランドスタッフの情報は掴んでいるとし、知りたいのはグランドスタッフに一体何が起こっているか、だと言います。隣接国が、国境付近にドデカイものを建造して、周辺諸国への説明もなければ、警戒されるのは当然ですよね。

案の定というか、先の戦いぶりを引き合いに出されて、旅人である事さえ疑われる3人でしたが、拷問でも示唆するような一言を残して3人から離れるカカナス将軍。

拷問を示唆するカカナス将軍

去り際、部下から何やら報告を受けますが、「放電による損傷が大きすぎ、今の装備では修復不能」など、なにやら雲行きの怪しい言葉が聞こえてきます。結局、技術担当の一言で、作戦を中止してヌマラへ帰還する事が決まったようです。この放電は、ヤンセンが起こしたあの爆発によって起こったものを指すと思うので・・・無理がありますよね、旅人設定。

続けて、「お飾りはどうしてる」と、部下に声を掛けるカカナス将軍。「お飾り」とは自国の女王陛下を指していたのですが、部屋でハープを弾いている報告を聞くと、「口出しされるよりは楽」だそうで。控え目な相槌で同意する部下でしたが、一体どういう国なんだろう、ヌマラ。

ここまで2人の会話に耳を傾けていたセスでしたが、女王陛下がこんな所に居る事への疑問を溢します。ヤンセンヤンセンで女王陛下を「お飾り」呼ばわりしている事に憤りを感じているようですが、当のカカナス将軍は、出発の準備を皆に伝えるよう言い残すと、ここでやっと去っていきます。

口を利かない宣言をしたセスがヤンセンに声を掛け、結局また賑やかになる2人ですが、えらく女王を気にするヤンセンに、「あんたにゃ街場の女で充分」なんて、火種になりそうな言葉を投げるセス。女王を明らかにコケにしていた彼らに腹を立てるヤンセンは、やっぱりいいヤツなんだろうなと、そうであって欲しいなと感じます。話の流れでおやじギャグが出てもさ、

マヌラを夢見るヤンセン

流してやろうや。そしてその勢いでカイムへ向き直り、ヌマラに何か引っかかっている事はないか、お約束の確認。重い雰囲気にならないように考えた流れだとしたら、ヤンセン凄い。しかし、カイム安定の「NO」。ですが今回、セスが今までとは違う動きを見せます。

あたしはあるよ

これにはカイムも反応。今までなら、覚えているような表情は見せても、自分から話す事はありませんでしたよね。何がトリガーになったのかな。

マヌラについて語るセス

覚えているのか問うカイムに、セスは「少しずつ、記憶が戻ってる気がする」と答えます。「きっとカイムも・・・」と言いかけたところに、

カイムの告白

2人ともどうしちゃったの? 以前「苦いだけ」と言っていたのは夢の事かと問うセスに、無言で頷くカイム。こちらまで辛さを感じます。

無言で頷くカイム

うなされているのはヤンセンもセスも知っていますから、セスに続くヤンセン心中を吐き出すカイム

ここで夢の断片を思い出すカイムですが、自分の記憶は夢に満たされていて、ただの夢なのか過去なのか・・・と溢します。言葉なんて見つかりません。

複雑な表情のセスとヤンセン

表情が良い。瞳の動きがとても良い。特に今回は、不死者2人がこれまでとは違う行動を選択している変化が面白かった。ではまた~。

 

タイトル:ロストオデッセイ

販売:©Microsoft
公式サイト:公式サイト公開終了