とっちらかんと

~迷子の寄り道~

『レバーペーストはこう仕込む!』ブレンダー、反応。

レバーペーストと副産物ブレンダーの故障でレバーペーストもどきとなった前回。新品交換となったので、動作確認を兼ねて改めて作ってみました。今回使ったのは、セットの中のチョッパーだけでしたが、正常に動いて一安心。味にも大満足。

参考にしたレシピはこちら。タイトルがかっこよかったし、材料がシンプルだったので。だいたいのレシピには白ワインが含まれているのですが、我が家では2人ともワインに関しては門外漢。この為に購入すると消化するのも大変そうなので、白ワインを含まないのは有難かった。チョッパーを使っただけで好みのペーストになった事で油断し、生クリームを使い忘れたけれど、生クリームはクロテッドクリームに変身を遂げたので良し。※レバーが少しでも苦手な場合、生クリームを加えた方が食べ易いと思います。

レシピでは、ハツも一緒に炒めてから切り離すのですが、私は炒める前にハツを取り外し、当座煮を作る時と同じ要領で下処理をしてからじっくり炒め、味付けは塩と粗挽き黒コショウのみに。レバーと他の材料を炒める、メインの調理工程の間に全て完了するくらい簡単で、バタつく事もありませんでした。前回はレシピ通りに作ってみたのですが、案外手間取ったのと、せっかくならペーストとは別の味にしたら美味しさ2倍では? という欲が出た結果。

レバーペーストと副産物完成後、すぐに食べる分だけは上の写真のように空気が入らないよう注意しながら器に詰め、残りはラップでピチッと包んで冷凍。結局すぐに食べてしまいそうだけれど、冷蔵よりは確実なはず。

気を付けるポイントがあるとすれば、ついつい食べ過ぎる事。なめらかで口当たりが軽く、臭みがなくてしっかり美味しいので。切って炒めた後はチョッパー任せなので、普段料理をしない方でも、比較的作り易いと思います。ブレンダーの動作確認も早めにしなきゃと、ちょうど特売だったバナナを購入したのですが、緑の部分が多くて触った感じも非常に硬かったので、現在追熟中。動作確認だけなら何も入れなくても良さそうなのに、何かを作ろうと思うのは何なんだろう。

それにしても、食感が味の印象を左右する事を感じる良い体験でした。果物の形が残っているタイプのジャム含め、火の入った果物全般の食感も苦手で、アップルパイさえ食べられないのに、自分の食感の好みの偏りを侮っていたみたいです。

前回、間に合わせで細かく刻んだものも十分に美味しかったのですが、なめらかなレバーペーストを食べられて良かった。他の料理に関しては小さな事である場合もありますが、レバーペーストに関しては、ペーストって言うくらいですもんね。

今使っているブレンダーに今度不具合が起きたら、Braunのでも使ってみようかな。