ヤンセンの間の悪さか、セスとの息が合いすぎて起こった瞬間芸だったのか、とにかく救われた思いで終われた前回でしたが、
セスの切り替えの早さに驚きつつ、先へ進む2人を見送りながら「黒真珠投げるのはやまったかなぁ・・・」なんて独り言ちるヤンセン。

思い直すんだ、ナイスなタイミングだったよ。上の画像の進行方向に見える開けた空間に出ると、自分達の装備一式とみられる宝箱を発見。見張り兵も居るのですが、持ち場を離れたすきに取り返します。

自分達の装備なのに、状況のせいで盗んでいるようにも見えましたが、装備一式を取り戻すと、戻ってきた兵士達とバトル。この空間では、そこかしこで追手の兵士達とのバトルが自然に発生するのですが、セーブポイントもあるので安心して探索。

宝箱がわかり易い場所にあり、左奥のようなドアも4つ。ドアは開けられないのですが、開けようとすると、セスかヤンセンが周囲を気にしながら何かしら言う動画が毎回挟まっていて、細かさが笑いを誘う。はっ、順番を守ったら開くとかそういうのだったのかな。今更過ぎて・・・。
探索にも飽きて一番奥の大きな扉へ近寄ると、ハープの音色が聞こえてきます。

カカナス将軍が「あのお飾り」などと言うのを聞いてからというもの、やたらと女王を気にしていたヤンセン。食指が動いたのか、セスの制止も聞かず、吸い寄せられるように扉へ寄っていきます。こんなにすたすた歩くヤンセンは初めて見た気がする。
そんなヤンセンに、「構うな。面倒のもとだ」と会心の一撃を放つカイム。これね~賛成。ほんとはね。

それでも相手はヤンセンですから、いい女にはハナがきくとかなんとか、もう止まらない。扉を開けて意気揚々と入り込んでしまいます。しかも締め出される不死者2人。

何かがあったら一番先にお亡くなりコースのヤンセンが、後先考えずに1人で行ってしまう程に興味が強かったと考えると、なんだか可笑しい。
残された2人、ちょうど不死者だけになりましたからね、ヤンセンが居ない今だから話題に出せる事もあるようです。セスの様子が引っかかっていたのでしょう、意外にもカイムが立て続けに問いかけます。女王を知っているのか、そして、過去が怖くないのか。

女王につては、「何も変わっていなければ、きっと自分の知っている人だ」と答えるセス。「何も変わっていなければ」というのは何を指しているのかな。
そして、「過去が好き」と言います。「過去のおかげの今の自分。自分を形作る一部」だというセスの言葉は、自分もいつかこう考えられたら良いなと思うものでした。セスの言い回しがいつでも結構好きだったりする。

これも、質問の形をとっているけれど同意を求めているわけでもなくて。何を言ってもちっとも嫌な感じがしないのは、モヤモヤを隠してサッパリしたふうを装うのではなくて、気持ちの片付け方を自分のものにしているからなのかな。
今回はここでおしまい。ちなみに、本当にどうでも良い事ですが、手前からは、中央にあるガゼボのような場所に伸びたリボンか橋のようにも見える細い部分は、奥の方に回ってみると、排水部分のカバーのような非常に短く小さい造りでした。

ですから当然かもしれませんが、歩いて渡る事はできませんでした。なんとなく進んでみたくなりませんか、こういうの。
タイトル:ロストオデッセイ
