とっちらかんと

~迷子の寄り道~

【龍が如く0】桐生一馬「SM講座」

ちょっと考えたのですが、マネーアイランドに関係するので書いてみよう。見送りはプレイの仕上げなのかな。お客様からダメだしされる物腰の柔らかい女王様を見かけます。

お別れのご挨拶中の方々淡々と伝えられる的確過ぎるダメだしが笑えます。このお客さんは、ののしり以外はドストライクという事で彼女を指名しているそうですが、「次もこのままなら他の子を指名する」と言い残して帰っていきます。

1人になったとたんに泣き始めた嬢を見て、よせば良いのに声をかける桐生。

話しかけちゃう桐生自分を変えたくて、対極にある女王様になったという嬢。桐生は「発想の飛躍がすごい」なんて言うけれど、嬢の気持ちもわからなくもない。

店の前でこの格好ですから、通りかかった若者達に絡まれますが、桐生ですから返り討ち。が、バトルが終わっても桐生を客と誤解し続ける若者たちに、

怒った桐生「次に俺の前に現れたら潰す」とまで言う桐生。相当だったみたい。しかし、これを見た嬢、ののしる言葉を教えて欲しいと言い出します。困惑する桐生でしたが、

分かれ道熱意に打たれて引き受けます。公園に移動するとまず、「SMは役割を演じるロールプレイング」と教えられます。プレイ内容を相談するところから、実際の流れに沿って進めていき、どういう言葉でののしったらいいかを考える運びに。桐生はののしられたい役。

いざ始めてみると、出迎えから問題だらけ。桐生は客としての3択を繰り返しますが、選択に対する嬢の反応にも指導が入ります。

桐生の指導こうして考えると、SMって性癖の告白と共有から始まり、理解を深めて信頼関係で成り立つ、凄い世界ですね。特訓を通して、公園に居合わせた子供達が興味津々で寄って来る状況さえ興奮材料に変えるまでに成長した嬢。

ピンチはチャンス子供達が帰っていくと特訓は終了。お礼を、という事でお店に戻るのですが、すぐに「指名客を通すよ~」と声がかかり、桐生は部屋を出るタイミングを逃します。しかし、「教わった事を披露するから隠れて見ていて欲しい」と、意外にも肝の据わっている事を言い出す嬢。桐生も、最後の仕上げかのように了承します。
それにしてもこのお客さん、嬢の成長に大喜びでブヒブヒ言うのですが、プレイ内容の希望に、公園でのプレイ内容の3択が全て詰め込まれていました。Mのプロです。

3択の意味をなくすマゾヒストと、体勢を変えようとして音を立ててしまう桐生。お客さんに見つかり、プレイが中断しかけますが、嬢の機転で桐生も1つの興奮材料に。マゾおじさん大興奮です。特訓が活きています。女王の口ぶりの時の嬢の表情がブル中野さんみたいで好き。

ピンチを興奮材料に大満足のマゾおじさんは、嬢を褒めちぎり、今後の指名も誓って帰っていきました。

大喜びのマゾおじさん見送り後、「あんな恥ずかしい思いはもうごめんだ」と言う桐生にお礼を伝え、「獣毛の腹巻」をくれる嬢。この腹巻の防御力、頂き物としては有難い。

自信をつけた女王様自信が付いたようでなにより。口元と目元の力強さが違います。

事務所へ戻ると、嬢の変化でプレイ内容が充実した事への恩返しとして、経営コンサルタントでありながら変態性を隠し切れないマゾおじさんが、アドバイザーとしてマネーアイランドの仲間になってくれます。

アドバイザー・マゾおじさん能力ランクは低いけれど、ここに強いアドバイザーはまだいないので嬉しい。公園では、時折空を見つめていた桐生でしたが、今回はご褒美が大きかった。

・・・それでも、未知の世界を垣間見ると、こういう気持ちになるものなのかもしれません。

 

タイトル: 龍が如く0 誓いの場所

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