とっちらかんと

~迷子の寄り道~

【Lost Odyssey】セスと女王の繋がり。Day22

ヤンセンがうっきうきでハープの音色を追い、不死者2人を締め出した前回。

今のところ珍しく、カイムがセスに問いかける形で展開していきます。

セスはセスで、ヤンセンが追いかけた女王と面識がある様子。座礁して海のど真ん中で立ち往生していたところを助けられたそう。海賊を相手に、笑って手を差し伸べる彼女に、「強さと優しさを感じた」と言うセス。

セスは以前、記憶がまだ曖昧な頃に人から聞いた自分について話していましたが、「自分を海賊だったと言う人もいる」と言っていました。これは事実だったんですね。

海賊であるセスを咎めるどころか、王宮に招き入れた女王。2人が過ごした時間の映像が流れるのですが、とても素敵な関係みたい。身振り手振りで、まるで芝居でもしているように自身の旅について話して聞かせるセスと、表情豊かに楽しむ女王。

身振り手振りのセス

話の分かるお偉いさんの存在に驚きながらも、初めて会ったのに懐かしささえ感じさせる彼女と過ごし、セス自身、久しぶりに笑ったそう。大切な時間だったんでしょうね。心のうちはわからないけれど、女王も、セスの話を夢中で聴いていたそう。

聞き上手な女王

「一瞬でも自由になりたかったのかもしれない」と、セスは後になって思ったそうですが、セスの話を聞いている間は、女王も冒険を味わっていたのかもしれません。そこに在る事が彼女の務めなのでしょうから、裏で「お飾り」と呼ばれている事など承知のうえなんでしょうね。回想の最後で、女王はセスに宝石のような物を渡します。

女王との約束

「苦労しないでお宝をいただけるなんて運が向いてきた」なんて、強がりを言ってみせるセスに、「お貸しするだけ、今度また、会えたときに返していただくわ」。願いを込めた約束の証を、セスに託したようでした。どのくらいの時間を過ごしたのかわかりませんが、2人の視線が、お互いに感じている絆の深さのようなものを感じさせます。

絆のようなものを感じるシーン

不死者であるセスの、いつ頃の記憶なのか気になるところですが、ヤンセンですよ問題は。彼が滑り込んだのは「ホワイトボア・女王私室」でした。この時の「長生きさん」というヤンセンの言葉は、カイムとセスを指しているのでしょうけれど、カイムの記憶の男や、ガンガラの不死者に対する執着のようなものをみると、おそらくガンガラも含まれているのでしょう。それに、もしかしたら女王も。うわ~みんな怪しくなってくる。

長生きさんよりガンガラでは・・・

髪を撫でつけるように整えると、長い通路の奥に見える天蓋へ向かいます。ちなみに、戻ろうとすると「今更戻ってもうるさいこと言われるし・・・」とか何とか独り言。進路は固定されています。他の空間からかけ離れた雰囲気に目を見張るヤンセンですが、

女王の天蓋

空間の中央、たっぷりと広がる天蓋の中でハープを奏でている人影が見えてきたところで、今回はおしまいとします。がんばれヤンセン

 

タイトル:ロストオデッセイ

販売:©Microsoft
公式サイト:公式サイト公開終了