メインストーリーについて最後に書いたのは、5か月も前。予想通りというか、脇道に逸れてサブストーリー三昧でした。能力と体力の強化さえしておけばストーリーを進める分には大丈夫かと思うので、先へ。待ち合わせ場所となっていた亜細亜街の陳さんのお店へ入ると、陳さんと、少しれたテーブルに立華が座っています。
「カラの一坪」の所有者は、自分達と協力関係にある組織に匿われているけれど、長時間は匿えないだろうと、桐生が蒼天堀に行く前に伝えたかった情報のみ説明する立華。急ぎ、目立たずに事を進めることが、桐生たちのミッションです。
ここで、以前桐生が尋ねた時には『企業秘密』で流した、「カラの一坪」の価値について、桐生が生きて帰ってこられたら話す、なんて、願掛けのような約束を結ぶ立華。縁起でもないように感じますが・・・。
さて、「カラの一坪」の所有者を蒼天堀から神室町に連れてくるわけですから、一体どんな人物なのかと問う桐生に、ほぼ失明している若い女性で、マキムラマコトという人物だと簡潔に答える立華でしたが、表情の険しさと、途中で挿し込まれた陳さんの雰囲気が気になります。
ここで、『第十章 男の値段』終了。舞台は蒼天堀へと戻ります。蒼天堀の前回の記事はこちら。今作は、各章の合間にあらすじが再生されるのが有難い。スキップも選べますが、私のように脇道に逸れてばかりいる者にとっては、しっかり思い出してから次の章を始める為にも、スキップなんてできません。
マコトを狙う勢力の相関は紐解けてきたのですが、前の章で最終的にマコトを手に入れたのは、また別の勢力でした。『第十一章 ドブ川の底』開始です。
前回とひと続きのシーンから始まります。突如現れ、真島さんとマコトを殺そうとしていた佐川はんに銃口を向けた、白いスーツの男。真島さんとマコトは助けられたかたちでしたが、真島さんはこの直後、男の一撃によって気を失い、その間に、マコトはこの男に連れ去られてしまいます。
自分のことを知られる訳にはいかなかったのか、佐川はんの前だったからか、とにかく急を要していたのか。命までは落としていなかった佐川はんが、苦虫を嚙み潰したような表情で男の後ろ姿を睨み続けます。命までとらなかったところをみると、男の目的はマコトの回収のみで、後の事はお好きに・・・というところかな。桐生編で立華が言っていた、『協力関係にある組織』かもしれない。
マコトがさらわれたとなると、真島さんは駒として生かされる可能性の方が高いはずですが、この状況です。真島さんが男と内通していたと考えるには不自然な展開かと思いますが、佐川はんはどう取るのかな。
さて、場面は佐川はんによる八つ当たり拷問タイムへ。
自分だって怪我しているのだから痛そうですが・・・止まらないか。酷く横暴で危険な人物なのに、気の毒なようにも感じさせる佐川はん。不思議です。
「お前の事は必ず殺すよ」としつつも、その前に、白いスーツの男を始末する事を真島さんに課します。
拘束を解くと、淡々と確認を重ねる佐川はんですが、真島さんもたまらず、マキムラマコトにどんな価値があってこんな事に巻き込まれているのか、問います。そもそも、マキムラマコトは佐川はんからの情報とはだいぶ違っていたわけです。しかし、「真島を使ってマキムラマコトを殺せ」というのが、嶋野の指示であること以外、佐川はんが知っている事は何もありませんでした。
これが事実なら、佐川はんの言う通り『東城会に戻るチャンス』なのかもしれませんが、佐川はんには何か他の思惑がありそうだし、話す事全てが事実であるわけがありませんよね。こっちまで疑心暗鬼になりそう。
タイトル: 龍が如く0 誓いの場所
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