こちらのレシピで炒め玉ねぎを作るのはもう3回目になるのですが、今回は炒め玉ねぎを使ってツナサンドを作ってみたので、記録してみようと思います。あぁ矢部さん、お久しぶりです。
自分好みに味の調整ができず、スープは諦めたのですが、炒め玉ねぎは多めに作って冷凍保存するようになりました。生玉ねぎのアレルギーを疑い始めてから、なるべく火を通すようになったので、こういうものの常備があると便利。とても重宝しています。
炒める時のオイルとバターを私は若干減らしましたが、問題ありませんでした。玉ねぎの旨味を引き出すお塩をふって馴染ませたら、みりんを加えるのが笠原ポイント。みりんの糖分のおかげで、玉ねぎとお塩だけで炒めるよりも早く、良い焼き色がつき、スープにした時のコクも出るそうです。確かに、お砂糖代わりにみりんを使う事も多いですから、納得です。ここから更に炒めて飴色にしていくのですが、我が家では動画の参考時間12分よりも時間がかかって完成。目安の時間がわかっていると安心感があって有難いですね。こちらは、使う分を残して冷凍準備をした炒め玉ねぎ。
漏れる可能性を考えて、ちょっと余分を多めにとったラップを使っています。この時は玉ねぎ1個を使って、冷凍50gと、ツナサンドに使った45g分になりました。だいたいでも、冷凍した分の量がわかると、使う時の目安になります。
さて、この炒め玉ねぎを使ったサンドウィッチ。今回は笠原シェフの炒め玉ねぎを使いましたが、ご自身のレシピなどで構いません。生玉ねぎのツナサンドが苦手な自分用のレシピです。生玉ねぎはアレルギーの疑い以前に苦手で、レシピによっては食べられなかったんですよね。さて、作り方をちょろっと書いていきますが、クックパッドでレシピの公開もしてみましたので、よろしければどうぞ。ツナ缶は、オイル漬けよりも水煮がおススメ。炒め玉ねぎで油とバターのコンボがきまっているので、オイル漬けの油をきっても、こってりし過ぎる気がしました。初めて作った時は、オイル漬けを開けてから「ぅあちゃ~っ」と思ったのですが、開けてしまったので続行。食べた感想も、「レモン汁入れて良かった~」という部分だけが強くて、こってり感が相殺されていただけで、レモン汁の美味しさがあったかというと微妙なものでした。マスタードや黒コショウも、オイルでまろやかになり過ぎたのか、バランスが良くなかった。
改めて水煮で作ってみると、レモン汁の美味しさ、黒コショウやマスタードの香りもしっかり感じたし、何よりも炒め玉ねぎの甘さと香りが、ツナと非常に相性が良く、マヨネーズの量も調整しやすかった。
画像左がオイル漬け、右が水煮で作った時の断面。オイル漬けの方は、見ただけでこってりしているように感じます。
水煮を使うと炒め玉ねぎが一気に主役になります。今回は「生玉ねぎじゃなければツナサンドも好きかもしれない」と思って試してみたのですが、一緒に挟むものは何でもきっと美味しくなる。炒めて嵩が減っているけれど、今回の量で玉ねぎ約1/2個分を使っていることになるので、嵩が減る代わりに旨味が増え、満足感も増している印象があります。時間と興味があったら試してみてください。
