ヤンセンの眼が光って仕上げに入ったかのようだった前回。
手の中で魔法を練ってでもいるような印象でしたが、

柔らかい光を包んでいた両手をそっと広げると、女王の目線にふわりと浮かびあがります。意識が遠のいていくミン・ヌマラ。

それでも問う彼女をヤンセンが言い含めるうち、ついに自力で身体を支えられなくなり、ヤンセンに抱きかかえられる格好に。これね~ヤンセンの表情の変化がとっても良かったんだよな~。「FRIENDS」のジョーイとチャンドラーを足して、チャンドラー強めで割ったような雰囲気。誰かに伝わると嬉しいけれど。

女王を抱きかかえて歩き出した、まさにその瞬間、ハープを倒して相当な音を立ててしまいます。軍艦の中ではどのようなものかわかりませんが、通常であれば震動も相当なものだったような。この画もお気に入りなのですが、ハープがフレームのように登場人物2人を囲うようになっていて綺麗。

暗転を挟み、シーンは締め出された不死者組へ。さすがに異変に気付きます。多少歩くとはいえ、扉で隔たれているだけの、ごく近く。ヤンセンに締め出された2人がここに居た事が砦のようになったと思えば、ヤンセンにとっては少しラッキーですよね。

そこへ、広場の入口からカカナス将軍達も駆け付けます。伝声管は、蓋がされた状態でも度を越えた音は届けてしまうものなのか、音や震動が相当広い範囲に届いたのか。

バトル開始かと構えたところで、ヤンセンの方にシーンが切り替わります。結構あちこち忙しい。ヤンセンも、扉の外が騒がしくなっている事に気づき、外の状況が聞こえないか、扉に近付いて様子を窺う事に。どうやら、カカナスとはすぐにバトルとなったわけでもないようで、なにやらセスと口論中。口論と言っても、カカナスの決めつけをセスが否定しているだけなのですが。

ね、やらかしたね。今更過ぎて笑えますが、面白かったよヤンセン、先行こ。
さて、不死者2人は、バトルどころか無抵抗で捕らえられたようです。マヌラへの帰航についている軍艦の中ですから、帰港するまでは逃げたところで海上でしょうしね。
兵を率いるカカナスが、扉の外から女王に声をかけます。扉が開かない事を確認後、緊急事態として女王陛下の部屋を開けるようにブリッジに指示を出すのですが、ブリッジがやらかしてくれます。カカナスはかんかんですが、ヤンセンには好機。

不死者だから2人が死ぬことはないだろうと頭を切り替え、ブリッジが間違って開けてくれた「緊急脱出用の扉」を探します。とりあえず、来た道を戻って奥へ。女王に見つかる前に探索した時は、次の画像左のように閉じられていたのですが、他の部分とは違う造りになっていました。ここに、隠されていた階段が姿を現しています。

階段を下りるとそこは、ホワイトボア・機関室。何が何やらわからなくても、こういうのを見るとちょっとワクワク。ここではヤンセン1人ですが、それほど強くないマヌラ兵1人パーティーとのバトルが発生しました。

ルートと違う方へ進もうとすると、ヤンセンの独り言によってルートに戻される、迷子になりようのない空間です。今日はここまでにしよう。あっちこっちにシーンの切り替えがあるので、見逃すとわからなくなりそうだな~。
タイトル:ロストオデッセイ
