とっちらかんと

~迷子の寄り道~

『茗荷と胡瓜』彩りと箸休めに。

いつもの大根おろしや大葉ではない何かで、焼き魚に添えるものが欲しいなぁと思っていたところ、いつものネットスーパーに「みょうがの忘れ物」を発見。店頭では結構な量に見えて毎回購入を控えていたのですが、分量表示のおかげで初購入が叶いました。

こちらのレシピ、実は何年も前に作った事があり、とても綺麗な発色と、甘みと酸味のバランスの良さに感動した事を覚えていたので、改めてこちらのレシピで作る事に。

他のレシピと比べるとお砂糖が少なめなのですが、ちょうど良いんですよね。こちらは、タルタルなどにも応用し易いし、刻んでご飯に混ぜたり、それをお稲荷さんにしても可愛らしい雰囲気になります。皮の部分を使ってお寿司のようにしても綺麗だろうな~。

漬け汁をいったん火にかけてから冷ますのですが、1度沸かす程度にしました。レシピでは「お砂糖や塩がとけるまで」という事だし、お酢が入るので、本当は沸かすほど加熱する必要もないのかもしれません。

茗荷の甘酢漬け今回使った「みょうがの忘れ物」は、収穫後に残った皮や茎の部分。土が残っていたりするので、丁寧に洗います。その後、湧いたお湯に落として再沸騰させたら、火力を落として1分弱。気持ち長く下茹でしました。ざるにとって湯気を飛ばし、タッパーに移して漬け汁を注いだら冷蔵庫に。頭が出てしまったので、ぴっちり落としラップをして全体に漬け汁が行き渡るようにしました。発色は早いですが、食べごろは翌日以降。

焼き魚の端っこに添えたある日のプレート。旦那さんの朝食の時、盛り付けだけ済ませる、私の昼食です。お魚の端っこが好き。

この日の朝食一緒に添えてある胡瓜が次のレシピ。1本漬けのレシピなのですが、今回はしっかりした雰囲気の胡瓜が届いたので、少しでも食べ易く漬かり易く、という事で蛇腹に。

以前、笠原流 鶏豆腐鍋の時に購入した昆布茶があったので、「胡瓜」「昆布茶」「漬け」で検索。昆布よりお塩の含有量が多いようなので、鶏がらスープと同じ様なポジションにも感じる昆布茶。そのまま飲むのも良いですが、私はなるべく、料理に使うようにしています。

さて、これは翌日の状態。蛇腹にした胡瓜をアイラップに入れ、沸かしてから冷ました漬け汁を注ぎ、空気を抜いて口を結びます。これをタッパーに入れて冷蔵庫に。袋を使うと全体が漬け汁に浸かった状態を簡単に維持できるので、みょうがもこの方法で良いとは思いますが、食べきるまでの期間を考えて、みょうがは直接タッパーに作りました。

胡瓜の1本漬けレシピでは糸唐辛子を使われていましたが、我が家では、種を抜いた普通の唐辛子。お祭りなどの1本漬けを食べた事が無いのでわからないのですが、1本丸ごとなんですよね? そう考えると、これくらい浅い漬かり具合がベストなのだろうなという印象。初めて食べられて、ちょっと経験値が上がった気分です。

実は、お漬物自体をあまり好まないのですが、今回作った2品は漬物感が強すぎず、これから重宝しそうな嬉しいレシピでした。ごちそうさまです。

他にも食べられるお漬物ってあるかな。ちょっと気になり始める。