とっちらかんと

~迷子の寄り道~

【龍が如く0】やっと向き合う西谷誉と真島吾朗。

さて、わざわざ煙草を吸って酒を頼む機会を作ってまで人払いした西谷でした。
せっかく持ってきてもらった灰皿で煙草を消すと、留置所は日本一安全なねぐらだと話す西谷。これは、困惑が消えない真島さんが口にした疑問に対する答えかと思うのですが、普通に考えると意味が分かりませんよね。できる限り入りたくない場所のはずです。しかし、武器を使って命を狙われることが多い西谷にとって、武器の持ち込みが不可能で監視付きの留置所ほど安全な場所はないそうです。なんというか、本人も相当ですから、日常の安全基準が違いました。

やっと本題に引き戻す真島さんですが、佐川はんをオッサン呼ばわりしながら、ひらひらとからかうように返す西谷。

余裕のない真島さんは、西谷の思うつぼという事を言ってしまいます。「大人しく吐かんと、今度は楽しい殴り合いでは済まん」

真島さんが喜ばせてしまったせいで興奮を抑えられない西谷誉・・・喜ばせちゃいますよね。ここまではなかなか腰が重かった西谷でしたが、さっさと立ち上がるとバトル開始。西谷のバトルスタイルは、真島さんのバトルスタイルの原点の1つにもなっているのでしょうから、爬虫類を彷彿させる動きがなかなか多いのですが、

バトル開始時の西谷誉のポーズこんなに良いシーンのバトルで、最初にオレンジを喰らわせてしまう痛恨の極。あまりオレンジを持ち歩くことがないので一瞬状況が分かりませんでしたが、所持品にオレンジが含まれていたみたいですね、真島さん。

極を使ったらオレンジを喰らわせてしまった図道端に落ちている物を使った極の中では、カセットコンロややかんを使ったものが印象に残っているのですが、所有物として持っている時に極を発動するとこんなふうに楽しめる物もあるなら、きっと、まだ全部は見ていないんだろうな~。

楽しいバトルを終え、その変態性を隠さない西谷を『おもろい奴』で済ます真島さんですが、ビリケンさんの言葉を思い出して口にします。すると、「殴り合う理由を持って出会えた。最高にええ出会い方」なんて応える西谷。とても良い。

佐川はんを裏切って自分と組まないかと言い出す西谷でしたが、やっと話は本題へ。マコトをさらった白いスーツの男は、東城会直系の『日侠連総裁 世良 勝』だろうといいます。

ここで、東城会同士でマコトを狙っている状況に疑問を持った真島さんが、自分に命令を出しているのが東城会の嶋野である事を西谷に話すと、西谷の方も、今回の雇い主が『堂島組若頭補佐 渋澤』である事を打ち明けます。これで、東城会直系の組織ばかりがマコトを狙っている事がわかりました。

世良が蒼天堀に潜り込んだタイミングから、マコトとの関連を勘ぐっていた西谷は、日侠連の拠点は調査済みと言いますが、1人で向かうという真島さんに、「無理や」と至極真っ当な一言。

興奮が治まり至極真っ当な西谷誉しかし続きがありました。「自分と組めば勝ち目が無いわけではない」

そもそも、西谷が受けた依頼は、マコトを殺す事ではありませんでした。現状、真島さんがマコトを殺さなければならない局面は不可避。悪い話ではありませんが、日侠連の世良もマコトを殺すようには見えなかった、と最後には西谷と組むことを断る真島さん。そして、今自分を突き動かす思いを、改めて決意を固めるように西谷にこぼします。

それを聞いて口をついて出た自分の言葉に、自嘲気味に笑う西谷が印象的でしたが、ビリケンさんが真島さんに感じたような事を、違う視点から西谷も感じたのかもしれません。

さて、日侠連の拠点は、『椿園』と呼ばれる料亭街にある『弁天屋』という店だと教えられますが、蒼天堀の外へ出られないせいで、夜の帝王なんて呼ばれながら、料亭街について何も知らない真島さんに驚きながらも心強い言葉をくれる西谷は、

心強い言葉をくれる西谷誉自身が受けている依頼もあるはずですが、細かい話は後回しと、大喜びです。この2人、会話のテンポから雰囲気から、後の桐生と真島さんの関係性の礎のようにも感じられて大好きだな~。

タイトル: 龍が如く0 誓いの場所

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