とっちらかんと

~迷子の寄り道~

『スウィートチリソース』曖昧な記憶より今の好み。

時々、『スウィートチリソース』というものを材料の中に見かけるのですが、店頭で見かけると大容量気味のボトルを見かける事が多いので、時々しか使わない物を買っても悪くしそうだな~と、買い渋り続けています。

今回、少量作ってみたいだけだったので、「出来上がり量 約30~40ml」の記載のあったこちらのレシピを参考に、初挑戦となりました。

各自で調整する事を前提としたレシピなのですが、随分前にお店で頂いた時の記憶さえ曖昧な私ですから、分量通りを目標にスタート。

辛すぎになるのが怖かったので、鷹の爪の種をしっかり抜いてからお酢に漬けておきます。鷹の爪を柔らかくしてから刻むので、この作業は先にしておきました。良い頃合いで鷹の爪をみじん切りにしてお酢に戻したら、残りの調味料を全てそこに加えます。これを火にかけて煮詰めるのですが、火を入れる前の段階で、おおよその味を決めます。レシピ通りと思っていたのですが、自分の好みを考えてお塩と甜菜糖を追加。ここから、ぷくぷくした火加減を維持しながら半分くらいの量になるまで煮詰めます。

アクが出てきたら除くそうなのですが、アクなのか、おろしにんにくなのかわからなかったので、私はそのままにしました。

スウィートチリソースお砂糖ではなく甜菜糖を使っている為か、仕上がりが茶色がかっていますが、味を見てみると非常に美味。今回は味見だけして、出来上がったそばから他の料理に使ったのですが、このレシピのおかげで、今まで避けていた『スウィートチリソース』を使うレシピにも挑戦できそうです。嬉し過ぎる。ごちそうさまです!

さて、このスウィートチリソースを使って作ったのがこちら。少なくとも私には美味しそうに見えた、完成して盛り付けたところ。こちらは、作ったけれど上手にできなかったものとして記録していきます。

スウィートチリチキン必要なスウィートチリソースの分量がちょうど良かったので、レシピ全体の調味料に若干の不安を感じつつ挑戦する事を決めたのですが、不安が的中。しょっぱい。想像以上にしょっぱい。結局、細かく切ってから茹で卵と和えて食べきりました。

レシピではチキンウィングだったのですが、我が家では、クリスマスやらのイベント以外では基本的に骨付き肉を買わないので、ちょうどセールで家にあった鶏肩肉を使いました。そもそも使うお肉が違うので、これも原因の1つかもしれませんが、それにしてもしょっぱい。あんなに美味しかったスウィートチリソースの存在感も消えてしまいました。それでも、同じ料理のレシピをどこかで見つけたら、また作ってみたい。調味料に不安を感じても、「食べてみたら意外とちょうど良かった」なんてこともありますから、こればかりは作ってみないとわからないし、何回も色んなレシピを試してみるしかない。そう思えば、この体験だって楽しいものの1つ。

今回は、スウィートチリソースの美味しいレシピに出合えたことが大きな収穫でした。私と同じで、買う決心がつかない方、ぜひ作ってみてください。