マコトを護送中のタクシーが襲撃を受け、撃たれた運転手に代わってハンドルを握る尾田から拳銃を渡されると、
ドライヴバイシューティングがはじまるのですが、どうにか回避したくても逃げる事ができないシーン・・・
『射撃』『リロード-回避-』『ヒートアイ-スローモーション-』と、ボタン操作自体は極めてシンプルだし、やんわりとエイムアシストもあるのでしょうけれど、自分で目標を捕捉しなければならないので、私には地味に難易度が高い。いや、実際には高くないのに、「難しそう」「やりたくない」という気持ちが勝手に難易度を引き上げていると思います。
敵を囲んでいる丸の色が、緑色→黄色→橙色→赤色と変化していくのですが、発砲直前になると、画像のように赤色の表示が更に強調されます。タイミング良く相手の攻撃を回避できればHPが減ることはありませんが、リロードのタイミングと重ならない限りそうそう回避できないのが私。HPはどんどん減っていき、ゲージに穴でも開いているんじゃないかという心地です。
車両には、運転手の他に射撃要員が同乗していて、やっかいなことに、運転手を倒さないと車ごとぶつかって来ます。そうすると、桐生たちのタクシーの耐性まで減少。更に、自動的にこちらを追尾するランチャーのような武器を使う敵も居て、こちらに向かってくる弾自体を撃つことで回避する必要も出てきたり。シンプルながら、次から次へと登場する追手といい、私のような者にはなかなかに大変。
おまけにヘリコプターまで出てきて、そもそもですが、やりすぎの規模感。
「あいつらバカか!?」という、ちょっと笑える尾田の一言はおいておいて、敵をよく見てみると、ヘリからこちらを狙う敵の1人はガトリングガンみたいなの持ってる~ほんとコワい。でも、間をたっぷり使って攻撃を仕掛けてくるのはもう1人の敵。後ろに仰け反るほどの反動を受けながら放つ敵の一撃に、奇跡的なショットをお見舞いする桐生でした。
下手っぴにも優しいボタン選択でなんとかやり過ごすと、3人は高速を降り、とりあえず難を逃れる事に成功します。 建設現場の中でしばらく隠れる事になるのですが、頭に血が上って言動の荒さを隠さない尾田を、桐生が落ち着かせようとします。しかし、なんでもないマコトの言葉にまで激昂し、しまいにはマコトに手まであげようとする様子に、
困惑しながらも、ほとんど反射的に尾田を制止する桐生。「なにやってんだ お前」。
ほんとそれ。というか、なんでこんな・・・人でなしめ・・・。 いよいよ桐生を強く睨みつける尾田でしたが、喉元まで出かかった言葉を飲み込んだ様子で、追手を確認する為か階下へと姿を消します。
桐生と2人になるタイミングを待っていたかのように、マコトはやっと顔を上げ、自身が感じている疑念を桐生に打ち明けます。 最初こそ、「なに?」なんて、先を続けて良いのかわからなくなるような反応を返す桐生でしたが、怯えや困惑を滲ませながら、それでも続けるマコトの言葉を聞くと、その反応は驚愕へと変わります。
このシーンは、マコトと桐生の声優さんの声の雰囲気がとても好き。
改めてストーリーを観て、忘れていた部分が思い出されたり、以前とは少し違う観方をしている部分があったりと、楽しんで進める事が出来てはいるのですが、この辺りは割りと苦しくなる。何回観ても、やっぱり苦しくなる。でも、この辺りで感じるぶつけどころのないものが、この後を楽しむためには不可欠な要素だったりすると思うので、自分が感じるものを大事にしておこうと思いながら進めよ~。
タイトル: 龍が如く0 誓いの場所
公式サイト:龍が如く0 誓いの場所 公式サイト
