とっちらかんと

~迷子の寄り道~

【龍が如く0】形勢逆転、マコトの一撃。

尾田を知っているかもしれないことを、マコトが桐生に打ち明けました。やっとの思いですよね。簡単には信じてもらえないかもしれない、自分にとっても不確かな事を、さっき会ったばかりの人物に打ち明けるんだから。でも、どうにかしようと思うと話してみるしかない。マコトに真摯な対応を続けていた桐生ですが、こうも関わる時間が短いと、さすがに不安は拭えませんよね。

さて、困惑の続く桐生ですが、気の休まる間もなく・・・桐生に拳銃を向けながら尾田が戻って来ます。佐川はん同様、さながらホラーなタイミングの良さ。 「やっぱ 気づいてたんだ」という尾田の言葉に、背筋が凍るようです。

尾田は乱暴にマコトを人質にとりますが、マコトの安全を考えると軽率には動けない桐生。為す術無し。しかし、マコトの頭に銃口を突きつける尾田の行動に、「何してんだ お前」。桐生がやっと口を開きます。

ついに、マコトを人質にとる尾田立華に惚れ込んで、今や片腕にまでなったはずの尾田ですが、ルームミラーに映る表情を見てしまいましたからね。何かがあるのは明白。立華にマコトを会わせるわけにはいかないという尾田ですが、依然事情は分かりません。何がこうも尾田を追い詰めているのか。

再び桐生に拳銃を向ける尾田は、自分に手を出せない状況を作る事で、先に桐生を封じる為にマコトを人質にとったのかと思いますが、機を逃さず先に動いたのは、人質になっていたマコトの方でした。仕込み杖を引き抜くと、思いっきり尾田の脚に振り下ろします。

機を逃さなかったマコトの仕込み杖ここで桐生も、マコトが作った隙を逃しません。尾田から拳銃を取り上げ、形勢逆転。今度は尾田が銃口を向けられます。

マコトの仕込み杖は、万一の護身用に世良さんから持たされていたもの。初見では驚くシーンかと思いますが、ここまでの状況でマコト本人が丸腰というのはいけません。さすが世良さんです。 立華不動産の人間に使うことになるとは思わなかった、と複雑そうなマコト。桐生なんて複雑さも感じられないくらい意味不明だと思うけれど・・・。より安全になったはずだったし、そういう話だったから真島さんだって退いたわけですよね。

尾田と立華が兄弟分だと認識していた桐生は、尾田を問いただします。さすがにもう、黙っているわけにはいきません。すると、マコトが一言。

「その人の左腕。刺青が入ってませんか? 蝙蝠の」

桐生に促され、無言で左腕を見せる尾田。

尾田の左腕に確認できた『蝙蝠の刺青』立華の刺青と全く同じものというわけではありませんが、どちらの刺青も翼を広げた蝙蝠。刺青として『蝙蝠』が持つ意味は、文化によって幅広いようです。

さて、プレイヤーとしては、李さんが蒼天堀のテレクラを使って『蝙蝠の刺青の男』を捜していたことや、実は立華の左腕にも『蝙蝠の刺青』があることを知っていますから、「やっと繋がった」とさえ思うところなのですが、桐生にとってはこれだって初耳。しかも、マコトの言葉通り、尾田の左腕には『蝙蝠の刺青』が認められました。

「なんなんだ、一体・・・?」

そうですよね。真島さんも最初こそ情報が少なかったものの、李さん、西谷、世良さんとの対面で少しづつ見えてきていましたが、桐生だけなんです、関わっていながら何も知らされていないの。

尾田に監禁されて売られたと言うマコト「尾田に監禁されて売られた」というマコトの言葉に驚愕する桐生。ですが、尾田が自分達を殺そうとしている事とどう繋がるのか。いったいどんな理由があって、立華にマコトを会わせられないのか。尾田に銃口を向けたまま、桐生は尚も問いただしますが、何か口に出しそうに息を漏らしながらも、言葉が続かない尾田。そんな状況に、ついには声を荒げ、拳銃を持つ手にも力が入る桐生でした。

タイトル: 龍が如く0 誓いの場所

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