とっちらかんと

~迷子の寄り道~

【Lost Odyssey】テンダーフォーナの守り人。Day31

クックとマック前回到着したヌマラ港は、ツルツル岩石が取り上げて軍港するまでは、民間の船が使っていた港だそうで、懐かしむ声も聞くことができました。ひとしきり話しかけ終わり、マップ左へ進むと、『ゴーストタウン・破壊された街の跡』へ続いています。

破壊された街の跡跡というだけあって、宝箱にも雰囲気があります。この廃墟を越えて進むと、不思議に光る花の前に、子供が2人しゃがみこんでいます。子供の目線に合わせるように、セスがすっと話しかけます。「珍しい色のお花ね」。しかし、次の瞬間・・・

やっぱりうつけなヤンセン割って入って、手をはたかれるヤンセン。この子は、表情も豊かな印象があるし、なかなかのお転婆なのかな~と思ったりもしますが、「1本もらっていいかな?」なんて尋ねながら、答えを待たずに手を伸ばしたヤンセンも良くはない。「あのなぁお子様 まずは口で言うもんだ」なんて主張するヤンセンでしたが、この子にかかると、「うるさい、おっさん!」で終了。

おっさんヤンセン「おっさん」という言葉に衝撃を受けるヤンセンが可笑しい。そうだよね、自分はまだまだお兄さんのつもりで生きてるもんね。

この花は、2人が植えたものではなく、自生しているすごく珍しい花。名前は『テンダーフォーナ』。なんと、ここで名前を答えたのはカイムでした。テンダーフォーナ「幸せを呼ぶ花」とも呼ばれ、2人のお母さんが大好きな花。「人間の都合で摘んだら可哀想」と言うお母さんの為に、2人で花を守っているようです。セスも言う通り、幸せを呼ぶなんて聞いたら、とっていく人がいてもおかしくなさそうだもんね。

「自然に咲いてるんだから そのままが一番きれい」というセスの言葉に感激する2人が、自己紹介してくれます。

クックとマックお姉ちゃんはクック、弟はマック。クックは女の子ですよね、たぶん。

自己紹介を終えてセスが振り返った瞬間、カイムが、この花が咲く記憶の中の風景を思い出します。記憶の中でも、花のそばには小さな女の子がいるようです。

記憶の中の花『Lost Odyssey』は、字幕がないシーンでもキャラクターが話していたりするのですが、記憶を辿っている瞬間のカイムの目つきがよほど怖いのか、この時のヤンセンの焦って必死になだめるような言い回しがとても良い。
それにしても、同じ記憶の断片に少しづず情報が加わっていくようなカイムの記憶の描写。これは何の瞬間なんだろう。崖のような場所に小さな子が立っているなんて、そもそも非常に怖い。

と、そこへ兵士たちがやって来て、カイムたちに噛みつくと、近づいてきます。このままでは、花が踏み荒らされてしまいそう。

態度の悪い兵士たちクックとマックは、おそらくこの3人が捉えられていた事も知らないでしょうし、ただ、お母さんが大好きな花を守る為、兵士たちの前に立ちふさがります。その時、テンダーフォーナが「幸せを呼ぶ花」と呼ばれることを知った兵士が、女性を口説くために花を手折ろうとします。

花の前に立ちふさがるクックとマック比喩的に考えると、手折る為に手折るだなんて非常に下品ですが、ヤンセンのおかげで雰囲気が変わります。こういう時には真価を発揮する、うつけヤンセン。兵士の行動を見て、自分が同じような事をしていた事に気付くと、すかさず兵士に意見しようとします。

チェイサーうつけヤンセンが、さすが。間、髪を入れずにセスに窘められ、物申そうと指さした腕を自らの手で下ろすヤンセン。そんな、大人2人のやりとりをよそに、兵士を止める為に動いたのはクックでした。「とっちゃだめ!」

花を守りたいクック両手を広げてテンダーフォーナの前に立つクック。そんなクックを、頭から乱暴になぎ払う兵士。「ヌマラの土地に生えているものはヌマラ軍部が掌握して然るべき」だそうで・・・。ほんと、勝手極まりないですね。
さて、本日は7月7日、七夕。「めぐり逢い」という由来に焦点を合わせると、クックとマックとの出会いを七夕の日に書けて、ちょっと嬉しい。もう少し先までプレイ済みなのですが、この子たちはカイムとは縁が深いですからね。さ、今日はここまで。

星座ねぇ・・・なんだか難しい気がしますが、こういう手頃なサイズの図鑑を楽しめたら、興味は広がっていったりするかな。

 

タイトル:ロストオデッセイ

販売:©Microsoft
公式サイト:公式サイト公開終了