とっちらかんと

~迷子の寄り道~

『トマトとゴルゴンゾーラのパスタ』ブルーチーズ苦手でも感動。

桝谷のスペシャリテ材料笠原さんがきっかけで、最近は川越シェフと、桝谷シェフのチャンネルも視聴するようになりました。川越シェフは龍が如く』に出演されていたので知っていたのですが、桝谷シェフは初めまして。色々と疎くて失礼しました。

笠原さんが「ブルーチーズ苦手な人も食べられる」なんておっしゃるものだから、「ならば作らねば」と、この時期は外出完全回避の姿勢を崩さない私が、なんと、『ゴルゴンゾーラ』の為にお散歩してまいりました。未だに信じられない。

動画内で、「ブルーチーズが苦手でも食べやすい」という説明があったので、『ゴルゴンゾーラドルチェ』の文字を探して購入。いつもは購入しない大きいトマトもちゃんと購入。準備万端で臨みました。

材料は非常に少ないのですが、いつもと違う物ばかりなので、少し記録しとこ~。

桝谷シェフの動画では『1.6mmスパゲティ』の登場頻度が高いようなので、そちらは事前にネットスーパーにて購入。『チーズ』は、3種類入っているものを購入して全て使うことに。『ゴルゴンゾーラドルチェ』1種類の商品もあったのですが、同じ分量で価格に違いがあったことと、「チーズは混ぜた方が美味しい」という持論で、ブルーチーズが3種類入った商品を選択。調理前に全種類の味見をしてみると、『ドルチェ』でも少し苦手で、「調理でこれがどう変わっていくんだろう」「食べられるかな」と、若干不安を感じました。

今回は、桝谷シェフの動画によく登場するニンニクオイルは作らず、ニンニクを潰して芽を除き、粗く刻んでオリーブオイルでゆっくり火を通すことに決めて、調理開始。

桝谷のスペシャリテ材料ニンニクを炒め始めたら、トマト2個を6つ割りのくし切りにして更に半分に切ってフライパンへ。これ、本当はスパゲティ用のお湯で湯剥きしてからさいの目に切るのですが、トマトは火が入ると勝手に皮が捲れてくるので、都度取り除くことにして、湯剥きは省略。とにかくトマトを切るようにへらでトントン煮詰めました。我が家は1人分を半分こするのが常ですが、対ゴルゴンゾーラということでトマトはちょっと多めに。ここまで調理したら、旦那さんが帰ってくるまで蓋をして放置。

食べる直前に、スパゲティを茹でつつソースを温め、ソースにチーズを投入。あまりチーズを崩さないようにしながら、小さい火力でスパゲティの茹であがりを待ちます。スパゲティを鍋から直接ソースの方へ移し入れ、ぐるぐる混ぜ合わせていきます。

チーズ投入のタイミング最初は、鼻につんと届く、特徴的なブルーチーズの香りが強めなのですが、段々と甘さも感じるように変化していって、絡んでいるところを見ると非常に美味しそう・・・。この時、不安が杞憂に終わったように感じて、1人安堵しました。せっかく作ったのに食べられないなんて悲し過ぎますからね。

桝谷のスペシャリテ完成ゴルゴンゾーラが結構な量入っているものを美味しく感じていることに、感動するやら驚くやら。頭の中が忙しい中で思い出したのですが、スパゲティを茹でた時の岩塩と、仕上げの粗挽き黒コショウ以外、調味料を何も使っていません。旨味が強い食材と、旨味を引き出す調理法の掛け合わせとは言え、驚きです。さすがSimple is bestですね。ごちそうさまです!

私の場合、ブルーチーズが苦手というところから始まったので、打ち消された不安が美味しさに上乗せされたこともあるかもしれませんが、苦手克服に近づけた気がして、素直に嬉しい。同時に調理したら10分もあれば完成しそうだし、今後もちょいちょい作りそう。いつか、完全に克服出来たらいいな~。

そういえば、今回初めて購入した『1.6mmのスパゲティ』ですが、茹で時間が短めで、ソースもたっぷり絡んでいるような気がするし、なんだか食べ易い。今までは1.8mmを多用していたのですが、選択肢が増えました。

ブログに載せた動画のプレイリストはこちらから。