とっちらかんと

~迷子の寄り道~

『うなぎ』ふっくら美味しくなるひと工夫。

ご飯と鰻の間にレタスとブロッコリースプラウトをしく、我が家のうな丼2025年の土用の丑の日は7月19日と31日だそうですが、私自身は鰻が大の苦手。なので、我が家の食卓に鰻が登場するのは年に1回この日だけ。鰻が苦手と言うと驚かれることが多いのですが、一般的に、鰻を食べる頻度ってもっと高いものなのかな。

我が家では、以前は、土用の丑の日を完全に無視。旦那さんが食べたければ、1人で外で食べてくるという具合でした。 

それが昨年、いつものネットスーパーで土用の丑の日のだいぶ前から始まった『国産鰻の予約』。そんなお知らせに流されて、「1回くらい食べてみるか~」と予約。これがとても美味しかったので、今年も注文してみた次第です。その鰻自体、もちろん美味しいのだと思いますが、そもそも好きではないもので、良し悪しの判断基準は、自分が美味しいと感じるかどうかのみ。

食べる前に加えたひと工夫が、美味しさに大きく影響したように感じるので、そのひと手間について記録してみようと思います。参考にしたのはこちらの方法。売り場を回避するくらいだったので記憶が曖昧なのですが、鰻の蒲焼はタレがかかった状態で売られているということですよね? というのも、こちらのレシピは、最初にタレを水で洗い流すところから始まるんです。

私達が購入した鰻は、昨年はタレがうっすらとついていた気がするのですが、今回はタレ別添えで、白焼きのような状態で届きました。それでもサッと水で流す心配性。

長焼きを購入したので、フライパンに入るように、頭に近い方と尾に近い方に分けるように半分に切ってからフライパンに並べます。鰻の周りに分量の水を加え、身に酒をふりかけ、蓋をして弱火で5~6分蒸し焼き。

蓋を開けると、意外と水分が多かったので、タレが薄まらないようにキッチンペーパーで少し拭き取りました。付属のタレを鰻にまんべんなくかけ、蓋はせずに時折揺すりながら2~3分加熱したら完成。

器1つで終わらせたかったので、サニーレタスとブロッコリースプラウトをご飯の上にのせ、その上に鰻をのせて丼に。ドレッシングなど使いませんでしたが、鰻のタレがしっかりした味だったので、バランスがとれました。左が旦那さん、右が私のうな丼。ごはんの分量が7対3なのでボリュームもそのように見える。不格好ですが、部位による違いもあるのかな~なんて思ったので、焼きあがってから、中央で身を更に半分に分けてから盛り付け。ボリュームの違いはご飯の量。左が旦那さんの7、右が私の3。

今年は思い切って鰻を半分こにしてみたのですが、私には多かった。それでも、ふっくら美味しくいただけたのは、こちらのひと工夫のおかげ様。ごちそうさまです!

うなぎには山椒や山葵も大事ですよね、毎年助けられています。次からはちゃんと探してみようかな。