とっちらかんと

~迷子の寄り道~

【龍が如く0】真島さん、神室町へ『第十五章 木洩れ陽』

通りで縋りつかれ足を止める真島さんお久しぶりの真島編。前回は『椿園』での一幕まででした。世良さんから情報を得て、マコトを狙う脅威を1つ減らす為に佐川はんを蒼天堀に留める、という事で話がまとまりそうだったところへ、ぬらりと登場した話題の人、佐川はん。結果、より深い所にはまり込むことになってしまった真島さんでした。世良さんから話を聞く前の意向通りにはなりましたが、いかんせん佐川はんと一緒。前回のあらすじより、佐川はん世良さんから色々と聞いてしまった今となっては、よろしくない流れに傾いた事は真島さんにもわかります。佐川はんの配下で動く以上、今なお真島さんに課されているのは『マコトの殺害』なわけだし。

前回までのあらすじをしっかり視聴してから、『第十五章 木洩れ陽』を進めます。

元々は神室町で極道だった真島さんですから、お久しぶりのはずですが、けばけばしい光で彩られる街には不似合いにも見える様相で、通りを歩き回る描写から始まります。神室町を歩き回る真島さんちなみに、ストーリーには無関係ですが、ここでは通りの看板にぎょっとさせられました。今まで気づかなかったのが不思議な、『のぞき天国』というお店の目が動く看板。お店の名前からして、分かり易くて印象にも残る良い看板だと思うのですが、街の賑やかな雰囲気を遠く感じるくらい、気づいた瞬間は妙に怖く感じました。ホラー映画などで、人間が通り過ぎた直後に目がギョロっと動く人形みたいなイメージ。画像右端の看板です。右端、『のぞき天国』の目が動く看板1回認識したわけなので、書くことまでしておいたら、次は驚かずにいられそうな事に期待して記録しています。
さて、神室町で2人がアジトとしているらしいビルの一室に戻る途中、ビルにほど近い道端で、ヤクザに詰められている男が助けを求めて真島さんの脚に縋りつきます。脚に縋りつかれて足を止める真島さん視線を上げ、ヤクザ達の胸元に『泰平一家の代紋』を認めた真島さん。ヤクザ達の矛先が自分へ向くと、縋りつく男ごとスッとかわして先へ進みます。

ここは『泰平一家の代紋』を見せるシーンなのでしょうけれど、縋りついた男には真島さんがカタギに見えたのか、通りかかった人なら誰にでも縋ったのか・・・。背景を無視すればマコトにも重なるような状況に感じられて、縋りつかれた真島さんの心の内はどういったものだったのかな~なんて思ったり。

さて、アジトというより佐川はんの隠し事務所というところかな。中へ入ると、「収穫はあったか? 真島ちゃん」なんて、白々しく言葉をかける佐川はん。桐生の名刺を取り出し、ただ歩き回っただけではどうにもならないと報告する真島さんでしたが、佐川はんの表情がなんとも・・・。険しい表情が何を表すのか、そのわかりづらさが不気味な怖さを増している気がします。感情の読み取りづらい表情が怖い佐川はん真島さんが本気では探していない事を指摘する、妙な鋭さが冴える佐川はん。マコトを殺す以外に道がない事を納得しているはずの真島さんの肚を探ろうとでもするように、言葉を投げます。 まぁ・・・真島さんが本気で探しているわけがありませんよね。マコトは世良さんが引き渡した不動産屋が保護しているはずなのだから、佐川はんがマコト達に近付かないように時間稼ぎをしているんだろうし。もしマコトを見つけてしまったら、真島さんはどういうふうに動いたのかな。

それにしても、この時点で蒼天堀からマコトが消えて丸1日。メインストーリーだけに集中してプレイした試しがないせいで実感がどうにも湧かないのですが、ごくごく短い期間の出来事なんですよね。

マコトを見失うことへの焦りを見せつつ、神室町に来ているのにも関わらず、兄弟分である嶋野に手を借りることもできない佐川はんを、さすがに真島さんも訝しがります。

そんな真島さんの様子に、「嶋野を怖がってるわけじゃねえ」と前置きしてから、佐川はんは事情を話し始めるのでした。

佐川はんによって意図的に隠されているようなところもあるだろうし、今のところ桐生よりも更に情報がない真島さん。少し状況が明るくなりかけると阻まれ続け・・・まるで賽の河原の鬼のようですね、佐川はん。

タイトル: 龍が如く0 誓いの場所

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