『ニンの高級な店』の奥へ進み、『さすらいのリングメーカー トレス』に、可能な限りのリング合成をしてもらったところで、クックとマックのところに戻ってみます。まずは、GAME OVERした兵士たちとのバトルがあるのですが、あっという間に終了。序盤から、戦い方を考える必要があるということは感じていましたが、攻撃で『Perfect』にできた方が圧倒的に有利にバトルが進むという実感をやっと得られました。合成済みのリングを身に着けていたと思うのですが、特にセスで出しづらかった『Perfect』が、比較的多く出せるようになった気がします。
思い思いの捨て台詞を吐いて敗走する兵士達。「おぼえてろ!」という最後の言葉に、「いちいち覚えてられっかてんだ このスカターン!」と、クックがすかさず追い打ち。
いや~元気なお子ですねぇ、頼もしい背中。一行の強さに感激するクックに、「まあね」とセス。「こいつら、伊達に長生きしてねえからな」と、余計な一言はヤンセンの担当です。
「なんにもないけどちゃんとお礼をしたい」と、一行を家に招く2人に、「先を急ぐ」と1度は断るカイム。しかし、カイムの手を掴んで「来て」と言うと、決して放さないマック。困り顔のまま譲りません。
セスとヤンセンの口添えもありながら、ここはマックの粘り勝ちです。クックが、2人の家までの道をざっと説明してくれるのですが、ここから、束の間の自由行動に入ります。明らかに周囲の環境から浮いて見える花や、骨か枝のようなもの、存在感を放ちながら何かを守るように佇んでいるのに、詳細が語られていない大きな岩。
そんな色々を見て回り、井戸が多いな~なんて思いながら、更に先へと進んでいきます。そこは『ゴーストタウン・野辺送りの海岸』。『野辺送り』とは、故人のご遺体を火葬場や埋葬場所まで運び送ること、またその葬列自体を指すそうです。なかなかな名前がついていますが、その景観は非常に美しく、ゆったりと幅のとられた、スロープのような石造りの階段から海辺へ、まっすぐに道が続いています。
海辺へ下りてみると、なんとなく物々しく、儀式でも行われそうな雰囲気。来た道を戻り、クックが教えてくれた青いドアの家へ向かうと、井戸の脇にいつかのあいつ、発見。
可愛いのですが・・・取り逃した木の実がたくさんあるんだろうな~。こんなふうにきっかけがあると思い出しますが、1周目はそんな事は気にせずに進めたいところ。
さて、青いドアを開けてクックとマックの家にお邪魔します。
ヌマラの街の居住区とは雰囲気が違いますが、しっかり片付けられていて綺麗な室内。ここでは、1度中に入ってしまうと、クックに引き止められて、出ようとしても外へは出られません。本棚で見つけた手紙で、受取人が医者にかかることを勧められているのが気になります。ゴーストタウンという場所自体が、病状にも良くないそう。亡くなった旦那さんの家を守るよりも、子供達の事を考えるように諭すような内容でした。クックとマックのお母さんへの手紙かと思うのですが、とりあえず、2人が居る部屋の奥へと進みます。
横になったままの母親を見て、「病気なのか?」なんてヒソヒソ話す男2人をよそに、すぐに屈んで挨拶をするセス。「どもー」なんて、ヤンセンも軽~くご挨拶。すると、「テンダーフォーナを兵隊から守ってくれた」と、マックと顔を見合わせながら、興奮気味に一行をお母さんに紹介するクック。それを聞いたお母さんも、嬉しそうに「・・・あの花を・・・」と口にしながら一行へと視線を移すのですが、お母さんの目がカイムを捉えた一瞬の後、何かを思い出したように驚愕の表情を浮かべると、こみ上げてくる涙を目に溜めたまま、カイムに手を伸ばします。
怪訝そうに、2人のお母さんを見つめるカイム。誰一人、何が起こっているのかわかるはずもなく、一同ちんぷんかんぷんになっているところで、今回はおしまい。
久しぶりに、ヤンセンのカッコいい風の1枚があったので、貼っとこう。
タイトル:ロストオデッセイ
