残念なことに、今回は撮影を全体的に忘れていました。が、非常に美味しかった。「今日は飲んでやる~!」と、特に何もない日の謎のテンションで作ったのですが、なんだか悪いことでもしているような美味しさでした。
最初は、黒オリーブソースだけ作って、カマンベールや蒸しにんにくと一緒に・・・と思っていたのですが、真空パックの『北海道産じゃがバター』の存在を思い出し、それを使用。茹でるのが面倒だった不精者です。
黒オリーブはスペイン産の商品を使ったのですが、これにも食塩が入っているし、アンチョビは言わずもがな。調味料は一切加えませんが、十分。ちなみに、馴染んだのか、初日よりも翌日の方が美味しかった気がします。
スパゲティ用に購入した黒オリーブの残りを使ったので、紹介されている分量の1/5で作りました。おかげでブレンダーを使うことができず、包丁でトントン。黒オリーブが好きなので、あまり細かくはしませんでした。ローズマリーとタイムはなかったので、乾燥オレガノをほんの少量。オリーブオイル多めなのは、「もうちょっと入れたらブレンダー動くかな?」の跡。
雰囲気はタプナードソースに似ていますが、似ているだけです。まったく別の美味しさ。どうしても乳化不足感が否めませんが、これで完成としました。
次はジャガイモ。そもそも火が入っているので、焼き色がつけば完成の手軽さ。電子レンジに1分で完成する蒸しにんにくをササっと作り、大きい粒を幾つか剥いて、空いたスペースで一緒に揚げ焼き。こちらも焼き色次第で完成。引き揚げたら、わずかにお塩。
不思議なのですが、じゃがバターの揚げ焼きと黒オリーブソースを一緒に食べると、カヌレのような味が隠れています。おかげで、時折おやつのように感じました。これはねぇ・・・いつもは悩んでやめる2杯目に、何のひっかかりもなく入りました。美味しかった。ごちそうさまです!
一緒に食べた蒸しにんにくのレシピはこちら。この蒸しにんにくと黒オリーブソースも、『香りと香りのぶつかり合い』による相乗効果を発揮してくれました。皮が付いたままのにんにくを、画像左のようにラップでふんわり包んでレンジにかけるだけなのですが、包み方にコツがあるのでレシピのリンク参照。右が加熱後、火傷しないようにビビり散らかしながら剥き始めたところ。
加熱後も、ぱっと見の変化は少ないけれど、ラップの内側に水滴が付き、皮が繊維に沿ってピシッと裂けたりするようです。加熱直後にラップに入ったままの状態がこちら。
『香りがしたら大丈夫』という目安だそうですが、粒が大きい部分はそうもいかなかったので、揚げ焼きは正解。次回も同じようなら、レンジ加熱を追加してみよ~。ねっとり甘くて美味しかった、ごちそうさまです!
こちらは翌日オリーブソースに合わせたもの。画像左がカマンベールチーズ、画像右が素麺用に揚げ焼きしたナスから少量を取り置いたもの。カマンベールチーズは、手で割るのが好き。
じゃがバターはこの日も揚げ焼きしたのですが、じゃがいもとチーズ、チーズとナス、全部一緒にと、ソースも含めて色んな味を楽しめました。ごちそうさまです!
動画内で桝谷さんも仰ってますが、取り分ける時に清潔なスプーンなど使用すると日持ちもある程度するようだし、手間がかかりそうに見えて、ミキサーなら『ヴィーーーーー』で完成。調味料要らずの黒オリーブソース、ぜひおススメです。
ソース自体にニンニクは使っていないけれど、桝谷さんのチャンネルを参考にすると登場頻度の高いニンニク、こんなのを購入してみるのも良いかも。
