人参が残っているのに注文をキャンセルし忘れ、新たな人参が届いたので、消費の為にいつもとは違うものを作ろうと思ったのがきっかけで出合ったレシピ。なかなか面白い感想を持ったので、記録してみます。
本当の本当にわずかな材料で完成するレシピです。
トッピングを加えても、『人参、油、塩、胡麻、鰹節』だけ。しかも、作り方も信じられない程の簡単さ。準備も、ラペと同じ要領で、人参を細めに千切りするだけ。
切ったそばから、人参をどんどんフライパンに入れていき、分量の油を回しかけたら、全体に油が回るように和えながら炒め、お塩を加えて馴染ませたら、広げてそのまま火を入れます。レシピでは、お塩を加えたら『しんなりするまで炒める』とあるのですが、この時間で食器を洗ってしまおうと、人参をなるべく広げて動かさずにじっくり焼く方法を採用。全体に火が入り、どこかに焼き色がついたくらいでお皿に盛り付けたら、白胡麻と鰹節をたっぷりトッピングして完成。
食べてみると不思議な気持ちだったのですが、お塩しか使っていないのに、鰹節の風味とは別に、なにやらお出汁でも加えたような味がするんですよね。これは、人参の甘みや旨味がお塩で引き出されたという事なのかな。人参と油の相性の良さも手伝ったかな。こんなに簡単な材料、調理で、旨味のインパクトが凄い１品でした。なんだか驚いて、『理由はなんぞ・・・？』なんて考えながら、無言でパクパク、あっという間に平らげてしまいました。ごちそうさまです！
お次は、冷蔵庫の整理の為に『茗荷の甘酢漬け』を使ったタルタルソース以外の何かを・・・と検索して出てきたレシピ。
『サウザンアイランドドレッシング』自体、記憶が曖昧で味がわからないのですが、家にある物だけで完成して、とても美味しかったので記録。基本的には、茗荷の甘酢漬けを刻む以外は混ぜるだけ。コツは、レシピ通り、先にマヨネーズにからしをよく混ぜておいた方が、馴染むのが早いような気がします。私は見事に間違えたので、小さなマヨネーズの塊がぷかぷかしていました。使う頃にはこの通り、綺麗に馴染んでいましたが・・・順番大事。
この日は、メインのお肉料理ががっつり胃もたれ系だったので、さっぱりするのに野菜が食べ易くなるこちらのドレッシングに凄く助けられた気がします。ごちそうさまです！
野菜のサポート力って凄いな～なんて実感したものの、本当は野菜が苦手な私のような者には、こういったドレッシングのサポートありきのお話。皆さんのレシピが本当に有難い。自分で作ると毎回似たようなものになってしまうから、どうしてもね。
そして、こちらのレシピがきっかけで、ドレッシングの購入を考え始めました。普段購入しないせいで基本の味がわからないし、色々試してみるのも楽しそうかなと。
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