とっちらかんと

~迷子の寄り道~

『アジのりゅうきゅう丼』薬味たっぷりでサッパリ大満足。

大分名物『アジのりゅうきゅう丼』完成の図『アジのお刺身特売だ~』と、笠原さんの『アジのりゅうきゅう丼』のタイミングが重なりました。こんなにタイムリーに簡単で美味しそうなレシピが飛び込んできたら、もうそれは作らないと・・・

まずは、漬け地となる『ごま醤油』から作るのですが、炒り白ごまを更に炒るところから。「工程がシンプルだから、ここだけ手間をかけてもいいかな」という笠原さんの言葉が、食べる側の気持ちとしても嬉しいし、作る側としても気持ちが良い。

材料が混ざったところに、炒った白ごまの半量を加えるのですが、ここでも一手間。包丁で刻んで、切りごまにします。 盛り付けには手びねりをしてきましたが、これは確かに香りが良いし、たっぷり使いたい時には、にじみ出る油分が少ない切りごまの方が良いかもしれない。今後、頻繁に登場しそう。

撮影をすっかり忘れていたので、薬味に緑のざるという見づらい組み合わせですが、千切りした大葉と、小口に切った茗荷(の甘酢漬け)と、パックで購入しているカット済みの九条ネギを同じボウルで水にさらし、水に入っている状態のまま箸でほぐして混ぜ、ざるにあげたもの。ここまでが事前の準備。

この薬味の支度は、笠原さんの動画でいつだったか拝見してからずっと実践している方法。切った薬味を水にさらすのは良くないと思っていたのですが、「少しの間なら香りも逃げない」「水の中だと綺麗に混ざる」という言葉で気が楽になり、始めました。うろ覚えですが。せん切りした大葉、小口に切った茗荷と小葱を水の中でサッと混ぜたものをザルに準備いざ作ってみると、これが冷蔵庫にあるだけで面倒くささもぐっと軽減されるし、何にでも合わせられるので楽。加えて、色も綺麗。多めに作って、当日すぐに使う分以外はキッチンペーパーを敷いたタッパに入れて冷蔵庫に入れておきます。翌日には無くなる事が多いので、日持ちについては分かりません。

さて、アジの登場ですが、カット済みのお刺身を使ったので食べる直前に和えることに。長く漬けると身がしまり過ぎるそうなので、丼にご飯や刻み海苔の準備をしている間だけ漬けておくことを妥協点としました。ここで入っているネギは、アジのお刺身にのっかっていたものから除ききれなかったネギです。香ばしい胡麻醤油にアジを軽~く漬けるほぼ和えただけですが、良い具合の色。これ以上時間をかけたら、しょっぱくなってしまったかもしれません。ちなみに、お刺身はたっぷり2人分ですが、ごま醤油は半量で作りました。これまで作ってみたレシピでは漬け地が多めになっていることが多かったので、使い切りたい場合、足りるかどうか心配な分量で足りる事が多いかな~と予想。我が家ではぴったりでした。
深めの丼のせいか、薬味をのせすぎたようにも感じましたが、意外とこのくらいでちょうど良かった。アジも、薬味に負けてません。ご飯に刻みのりをのせて、アジ、卵の黄身、炒った胡麻、薬味をトッピングした完成の図残っていた漬け地も小さな器に移し、少し丼にもかけていただきました。 今回だけはご飯多め。汚く感じる方も居るかもしれないけれど、1口いただいた後は、よく混ぜるのが好き。外食ではこうはいきませんから、自宅で食べる時の楽しみです。

久しぶりに食卓にお魚があがったこともあって、お魚好きの旦那さんも、しっかり混ぜて食べられた私も、2人とも大満足の夕食となりました。

今回の漬け地は他のお魚にも使えるそうですが、こういう知識が増えると楽しみ方が広がりそう。