とっちらかんと

~迷子の寄り道~

『かぼちゃの煮物の安心感』と『かぼちゃプリンの失敗談』

7月の下旬頃、いつものネットスーパーにお気に入りのかぼちゃが戻って来てからというもの、もう何回作ったかわからない、『かぼちゃの煮物』のレシピです。

材料は『かぼちゃ・きび砂糖・醤油・お水』のみ。今のところ失敗なし。甘さもスッキリしていて、かなり重宝しています。

かぼちゃは種を取って、皮を適当に削っておきます。ワタは、汁気に甘みととろみをつけてくれるので、私は丁寧には除きません。

かぼちゃの切り方、サイズの目安は『4センチ×4センチくらい』という事です。火の通りも均等になったりするので、大きさはなるべく揃えたいのですが、意識だけは保ちつつ、毎回上手くできません。

切り終えたかぼちゃを鍋に移し、そこに調味料を全て加えてアルミホイルで落し蓋。ここまできたら、後はコンロ任せ。落し蓋をしてから1度沸いたら、落し蓋はそのまま、鍋に蓋をして火を少し落とし、『中火で6分程』

南瓜、調味料を鍋に入れてアルミホイルで落し蓋をして煮立つのを待っているところ

毎回、この時間で何かに着手して、少し長めに炊くことになってしまうのですが、確認してみると、かぼちゃの色が艶っぽく濃くなって、箸や竹串をさしてみると、スッと柔らかく炊けています。毎回必ずうまくいきます。

順番は前後しますが、比較の為に。画像上段が加熱前、調味料も何も入っていない生のかぼちゃ、画像下段が加熱後。1個ひっくり返した以外は、全く触れていませんので、位置もほとんど変わらず。

画像上は加熱前、画像下は加熱後のカボチャの状態

見比べてみると、しっかり炊けているのがわかりやすいかなと思うのですが、少量の調味料、落し蓋と蓋だけで、この仕上がりです。ここからは、粗熱がとれたらタッパに移して冷蔵庫へ。毎回、2、3日内には無くなってしまいます。

完成したカボチャの煮物は煮汁ごとタッパに移して冷蔵庫へ

お砂糖の量も分量より更に少なくしているからか、アイスクリームのトッピングにもぴったり。ついついアイスクリームを食べたくなりますが、時々は、ちょっと多めに食べたって・・・問題ないはず。

カボチャの煮物はアイスにトッピングしても美味しい

ブログで記録したレシピがまとまったページです。そして今回、かぼちゃの煮物を使ったプリンのレシピが目に入ったので、挑戦してみました。材料を全てミキサーにかけるだけという簡単な作り方。かぼちゃの煮物が美味しいのだから味は良し。でも、プリンとしては失敗したので、疑問など記録しておきます。

材料全てをブレンダーにかけたところ

まず、どれくらいミキサーにかけたら良いのかがわからず、『混ざった・・・?』という程度にごく短くかけました。

あとは、器に流して、天板にお湯を張ってオーブンで蒸し焼き、という手順なのですが、そもそも1個の適量もわからず。そんなに多い分量でもないので、透明の器2つにしたけれど、どうだったのか。

ついでに、同じオーブンを使っているかもわかりませんから、自宅のオーブンの説明書を読んで、それに倣って加熱。シンプルなレシピだったからこそ、いざ作り始めたらわからない点が多くて、ここも、もしかしたらレシピ通りの方が良かったのかも。

上から見た分にはプリンの雰囲気を纏っている

焼き上がり、粗熱が取れて掬ってみたところ、上から見る分には、柔らかめのプリンの雰囲気を纏っていますが、器が透明ですからね、横から見る事が出来ます。すると、はっきりと分離。全体的に固まってはいたのですが、なぜなのか。

器が透明なので、分離しているのが分かり易い

プリンの分離の原因を検索すると、『乳脂肪分』『温度』などが出てきます。かぼちゃ等が入る場合はまた違うかもしれませんが、プリン液を温めたり、天板に張るお水をぬるま湯にして、量を増やした方が良いかもしれない。また作ってみよ~。