とっちらかんと

~迷子の寄り道~

『砂糖不使用バナナきなこアイス』※バナナの冷凍法付き※

どうしても食感が苦手で避け気味なバナナですが、冷凍してミキサーにかけたら別物かもしれないと思って保存していたレシピで涼んでみました。

おススメは『超完熟』ということだったので、届いてから数日間追熟。そこから1本ずつ冷凍して・・・と、準備から。

形のままだと固くなって使いづらいかもしれないと思ったので、追熟後の柔らかさに頼って、こんな感じで冷凍。皮をむいたらラップに挟んで掌でむにゅっと、ちょっと平べったくします。しっかり包んだら、お箸や指で、やんわりとした線を入れます。深くきっちり入れなくても大丈夫。

平べったくして線を入れる、バナナの冷凍法使う時には、この線から割れてくれます。今回のようにミキサーにかけたい時には、更に縦にも割ると使いやすいです。平べったくしているせいもあって、縦にも簡単に割れます。

このようにして作っておいた冷凍バナナを、アイスを作る5分ほど前にミキサーに割り入れます。この段階でバナナを縦にも割ると、5分も待たなくても大丈夫。

上:冷凍バナナを割り入れたところ、下:きな粉をたっぷり加えたところそこへ、きな粉を加えてスイッチを入れるだけ。材料はこの2つのみ。『粘りが出たらOK』ということですが、結構すぐに完成します。きな粉は『大スプーン3杯分』ということで、カレーなどを食べる時に使うスプーンで3杯としました。ふわっとすくって3杯。3杯目は、「ちょっと多いかも・・・どうかな」という気持ちでちょっと減らして少な目に。

これをミキサーにかけます。何分とかではなく、状態をみるしかありませんが、次第にもったりなめらかになってきます。

ミキサーにかけて粘りがでてきた頃粘りが出る前に、パラパラとした粒のようになって不安になりましたが、途中で数回、スプーンで中身を下に戻したりしてミキサーにかけて・・・と繰り返したら、ちゃんと完成。黒豆きな粉を使ったせいで黒っぽい仕上がりですが、なんだかジェラートみたい。お砂糖を極端に避けるような生活はしていないのですが、バナナで甘みをしっかり感じられるジェラートが完成するなら、わざわざここにお砂糖を追加する必要もないな~という、ちょっと得した気分も味わえます。

バナナきなこアイス完成固さに関しては、最初に冷凍バナナを室温におく時間と、ミキサーにかける時間での調整になると思いますが、そんなに難しくはないかなと思います。私は柔らかすぎない食感が好きなので、黒豆きな粉で作った時の完成の画像くらいがちょうど良かったのですが、これは2回目の挑戦。最初に作った時には柔らかくなり過ぎました。

最初のも記録しておこ~。『山のはちみつ』に載せた、きな粉棒を諦めた際の産物、はちみつきな粉そぼろ。これをきな粉の代わりに加えてみたのでした。

きな粉バナナアイス初回のものはちみつきな粉そぼろがミキサーの刃を見事にすり抜けたせいで、見た目はチョコクランチでも入っていそうな、美味しそうな雰囲気なのですが、どうしても甘みが強くなり過ぎました。諦めきれずにミキサーにかけ過ぎたのも良くなかった。この反省点をふまえての、2回目の挑戦だったのでした。

我が家ではレシピ通り、甘味料なしがちょうどいいようです。ごちそうさまです!

今まで参考にしたレシピはこちらから。