とっちらかんと

~迷子の寄り道~

【Lost Odyssey】想いが起こした奇跡。

ヤンセンのナイスなアシストで、マックを操る『漆黒の触手』とのバトルを終えました。バトルを終えると倒れ込んでしまったマック。駆け寄って名前を呼び続けたクックでしたが、マックがやっと身体を起こすと、思いっきりビンタを見舞います。正気に戻ったマックを叱る、お姉ちゃんクックまぁ・・・仕方がない。 息を吹き返したテンダーフォーナをリルムに見せたかったんですよね、マックは。 でもクックが言う通り、マックに何かあったら一番悲しむのもリルムです。 クックだって、マックを心配し過ぎて怒り心頭というわけですから、安心したら余計に怒りが込み上げたのかもしれません。

さて、マックが1人で来たのは、クックの寝起きの悪さを避けたせいだったことがわかると、ヤンセンが笑い出して大人たちは和やかな空気に。怒った勢いそのままだったクックも、みるみる赤面して勢いが和らぎます。ちゃきちゃきしているクックですからね、みるみる赤くなる顔が可愛くて可愛くて。マックが自分に言わなかった理由を聞いて赤面するクックやはり母親と話したくてここに来たというマックに、「お母さんにはもう会えない」と言い聞かせるクックでしたが、人が死んだら魂はどうなるのか、向き直ってカイムに尋ねます。 ここで、『長く生きてたら』という言葉をクックが使うのですが、知っていて欲しいと願うような気持ちなのかな。純粋な願いが酷にも思えます。

言葉をじっと待ってカイムを見上げるクックとマックの表情がなんともいえず、こちらまで苦しくなりますが、「人は、死んで朽ちてゆくだけだ」と、現実をしっかり伝えるカイムじいちゃん。そして、魂がゆく場所記憶の中で思い出という姿の永遠になる、と続けると、しゃがみこんで2人の肩に手を置き、「自分達の記憶の中でリルムは生き続ける」と話します。 幸せな記憶はそうあって欲しいし、そうだったら前を向いていられるんだろうな~、なんて思わずにはいられません。

家族の繋がりのお話が続いているからか、子供をないがしろにしないというか、その場を切り抜ける為の子供だましを決してしないカイムに、非常に好感が持てます。
「もとの場所に返してやろう」と、マックが持ってきたテンダーフォーナの花にカイムが触れようとした瞬間、勢いよく吹き荒れる風。 驚きながらも耐える一行ですが、セスはその『におい』に、なにかを感じるようです。風に耐えるカイムじいちゃんと孫たち。一瞬強まった風の様子に、カイムがクックとマックを下がらせると、とたんに凪ぐ風。 と、テンダーフォーナから蔓がどんどん伸びて広がってゆき、1つ、また1つと、蔓についたたくさんの蕾が開いていきます。伸びた蔓にどんどん花開いてゆく蕾この奇跡的な光景の中に居て、ヤンセンの動揺が最も大きく、でも自然なように見えました。こんなに美しい瞬間は体験したことがありませんが、大きな衝撃って、それが幸せなものなどプラスに振れるものであっても、同時に恐怖を感じることもあると思うんですよね。私がヤンセンの表情に感じたのは、そんなことでした。 セスは、まっすぐに受け入れて感じ入っているような。奇跡の中に居て困惑するヤンセンと感じ入るセスこれはクックも受け入れざるを得ませんよね。 「お母さんだ」とクックがこぼすと、マックも「僕たちの気持ちに答えてくれた」と続けます。リルムが共にあることを確信して嬉しそうな2人は、自分達は大丈夫だから見ていて、と見守ってくれているリルムに語りかけ、母親に向けてそれぞれ誓いを立てます。

リルムの心が起こした奇跡、というセスの言葉を受け入れられたのか、表情のほどけたカイムも、全身でリルムの魂の暖かさを感じているようでした。リルムの心が起こした奇跡を受け入れるカイムと、まるでリルムからの返事のようにクックとマックの手のひらに舞い降りるテンダーフォーナの花びら。 母親との約束を手のひらに包み込み、咲き誇る花々にデコレーションされて優しい雰囲気へと変わった祭壇を見つめる2人と、2人の様子を後ろから見守るカイムじいちゃんでした。誓いを立てて手を合わせるクックとマック、見守るカイムついでに、テンダーフォーナの花びらを手のひらに包み込んだ瞬間、微笑み合う2人が可愛らしい1枚。後ろの大人達との対比も良いのですが、子供たちは素直にリルムを感じて、しっかりお別れをできたようです。テンダーフォーナの花びらを手のひらに包み微笑み合うクックとマックさて、ここでDisc1が終了したのですが、今年最初のゲーム記事も今作、今年最後のゲーム記事も今作となりました。 ちびちびちびちび信じられないペースで書き進めていますが、今のところ、エンディングが見えない楽しさが嬉しいような気持ちです。

さて、年末ですからね、手を合わせる2人に『初詣』を連想したところで、お立ち寄りくださった皆さまの心穏やかな毎日をお祈りいたします。

とっちらかんと

タイトル:ロストオデッセイ

開発: ©ミストウォーカーフィールプラス

販売:©Microsoft

公式サイト:公式サイト公開終了

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