とっちらかんと

~迷子の寄り道~

『ナスのたたき』避けていた茄子との再会。

すっかりジメジメが始まってしまいましたね、体調に影響するようになってからは苦手になってしまった梅雨ですが、今年はメンタルダウンに重なるように体調不良が始まったせいか、『何を作れば良いかわからない期』までやってきました。 そんな中で引き寄せられたのが、笠原さんの『ナスのたたき』

薬味が綺麗だな~材料も少なく済みそう、なんて、楽して美味しいものを食べられるような気がして開いた動画でしたが、そこはやはりというか・・・ポン酢の作り方も紹介されていました。作りましたけどね、ポン酢もね。 こういう、何か1つのきっかけで流れに沿ってそのまま手を動かせる事があると、メンタルダウンの時には非常に有難かったりします。普段はなんともないことができなくなったりするし、それは説明しがたい感覚なので、できたことがあると充足感に繋がります。なるべくこういう事だけを積み重ねられたら良いんですけどね。

さて、私が作ろうと思ったくらいなので作り方は非常に簡単。 出汁昆布を使い、材料を混ぜるだけの簡易式なのですが、少しでも昆布を浸けておく時間が長い方が良いかと思ってポン酢作りから始めました。これは本当に混ぜるだけで、だからこそ今回は作ろうと思えたのでした。

薬味は、以前にも笠原さんのレシピで紹介されていた『水の中で混ぜる』方法。 水を張ったボウルに切った薬味をどんどん加え、全部入ったらほぐすようにお箸で混ぜます。水の中だと面白いほどよく混ざってくれるので、『アジのりゅうきゅう丼』で試してからというもの、我が家はこの方法に落ち着きました。薬味は少し多めに作ってもすぐに食べきってしまって腐らせる心配もないので、多めでもしっかり混ざるこの方法はお気に入りです。

さて、ネギも本来は薬味に混ぜるのでしたが、今回我が家では食べる直前にポン酢に加えることにしました。 小口切りされた九条ネギを購入して自宅で冷凍したネギを使ったので、加熱せずに食べる場合にはどう処理したら良いのかわからず、調味料に加えることで疑問を誤魔化した次第です。 他の薬味と一緒に水にさらしてしまって水の中で解凍した方が良かったりするのかもしれませんが、途中で思い出したので・・・大元の原因は忘れていたことですね。しかも、2回目のこの画像、仕上げのかつお節もすっかり忘れ・・・これだけでも美味しいのですが、あった方がより美味しいのに忘れた事自体が少し悲しかったり。笠原将弘さんの『ナスのたたき』茄子は、気持ち厚めに切りました。実は、たっぷり用意した薬味がなくなる前に茄子の厚さを変えて2回目を作ったのですが、自分の好みと焼き方の癖のせいか、厚めの方が茄子を食べている実感と油の加減がちょうど良かった印象です。

だいぶ前のことなのでうろ覚えなのですが、「茄子は油をよく吸うけれど、火が入ったら余分な油を出してくれる」というような事を仰っていた料理家さんがいたような・・・そういえばその方も、今回の笠原さんの調理法と同様、焼く前に茄子にお水を吸わせてからしっかり水分を拭き取っていました。せっかくこんな記憶があるというのに、茄子と油の組み合わせへの苦手意識を手放すことができずにいる私は茄子を避けがち。 今回のように美味しいな~と感じると、他にも茄子で何か作ってみようかな~とか少し思ったりして、ちょっとだけ前進できたような気持ちです。 ごちそうさまでした。