またまた白いんげん豆の登場。こちらのレシピは、セロリ、白ワインビネガーと、最後に振りかけたほんの少しの粗挽きブラックペッパーの香りでスッキリ食べられるスープでした。素材自体は少ないのですが食べ応えもしっかり。しかも意外とセロリの食感がちゃんと残っていて嬉しい歯ごたえでした。我が家は2人ともセロリ大好きなので、「次回はもう少しセロリが多くても良いかもね」という話になりました。リピート決定の瞬間です。有難うございます。
酸味が入る物は割りと好みが分かれそうですが、こんなに食べやすいと気にならないような気がします。そもそも「ビネガー」とは言っても白ワインビネガーとお酢では原材料から違うので比べられる物でもなさそうではありますが、和食だと、鶏のさっぱり煮なんかはお酢が飛んでしまうので気になりませんが、その他酢の物などは「サッパリさせたい物に使ってるんだから酸っぱくて当然でしょ」くらい強気な印象がありますからね。温かいスープに優しく香るという控え目な優しさがなかなか嬉しい体験でした。ホッとしますし、香りが届いた時点で疲れが取れそうです。ごちそうさまです!
レシピには特にありませんでしたが、私は白いんげん豆を少し潰し気味にしたスープが好きなので、煮ている工程で、ほんの少し崩すようにお玉の底で圧をかけました。若干混んでいる電車などで誰でも経験がありそうな「あれ?今押されてる?あっ、気のせいかな・・・あわわ・・・こっちがぶつかっちゃったよ、ごめんなさい~」くらいの圧です。満員電車のあれではなく。もともと水煮ですから、あまり圧をかけるとすぐに過ぎた感じになってしまいますからね。あとは、レシピでは白いんげん豆の水煮缶でしたが、自作して冷凍した物がまだまだ残っているので、煮汁ごと使って豆の出汁も入った感じになります。
今書いていて味を思い出しながら、これはもしかしたらトマトなんかをトッピングしても良いかもしれないなぁなんて、次回について想像。いきなり食感が強い食材を足すよりは、他の具材と一緒に口に入れた時に同じような歯ごたえになりそうな食材が良い気がする。それくらい優しいスープだったので。
体調が悪いような時には、白ワインビネガーを「すっぱ辛い魔法の酢」のススメ。 - とっちらかんとで紹介したお酢に変えて作っても良いかもしれない。生姜やニンニクが少量入る事で、更に回復を促してくれそう。私は余程の事がない限り食欲が落ちないので、お粥などに切り替える事もないのだけれど、こんなに食べ応えがあるなら、いつもの食事よりもこのスープだけの方が胃腸に良さそうな気もする。
セロリ好きの同志の方には特にお勧めです。
きっかけがあって水煮を作って冷凍したものをストックするようになりましたが、こちらも、あると意外と便利なのでおススメ。
